カナダ東部、オンタリオ州に首都トロントは、ここ最近飛躍的にお洒落になっている。縁あって毎年取材させていただいているが、ここ数年で街のあちらこちらが再開発され、気になるエリアが広範囲に渡っている。ダウンタウンの西側に位置するジャンクションという地区も然り。もともとは4つの鉄道が交わるところからその名がついた工場地帯だった。今もネッスルが甘い香りを漂わせている。
工場に囲まれた家賃の安いエリアは、アーティストにとって格好の住処。彼らが牽引するようにカフェやお洒落なショップが自然と集まり、MOCA(The Museum of Contemporary Art Toronto Canada)まで誕生してしまった。MOCAの建物も、10年ほど前までアルミニウム工場だった。風格のある外観が街に馴染んでいる。もともとあったものだから当然だが。
館内では定期的にカナディアン・アーティストによるエキシビションを開催している。カナダの今が見られるいい機会だ。
MOCAの隣に立つのが、トロントのトレンドの発信地とも言われる「ドレイクホテル」が運営する工場を改装したノマドカフェ。
店内にはバーとレストランが入っていて、8:30から深夜まで通しでオープン。
スナックからちゃんとしたディナーまで食べられる。またクリナリーワークショップや夜はライブも開催される。
MOCAから大通りに出てバスでジャンクション地区へ。タクシーなら5,6分。歩くと30分ほど。一軒一軒が可愛いくて覗き見しながら散策。
ライフスタイルストアSIMPLY BEAUTIFUL。
ひとつひとつが素敵でつい手にとって見たくなる。
ネズミ君のクリスマスオーナメント。ツリーにめいっぱい飾ったら可愛いな。
妄想しながら時間が過ぎていく。
お店を出るとすっかり日が暮れていた。それぞれのショーウィンドウのデコがいい感じに。
街を歩くだけでも楽しい。
本屋発見!ここにはきっと何かがあると直感で入店。
絵本やレシピ本、写真集など大好物がいっぱい並んでいる。
すぐ近くのミッドセンチュリーデザインのカフェ「Full Stop」でちょっと休憩。
店内もいい感じだけどネーミングがささる。
手に入れた本を眺めながら。心地いい空間。
カナダらしいアパレルを中心に揃えるセレクトショップ「レッド・カヌー」。
航空機メーカーのTシャツやジャケット、レディースも充実。
フェンネルの白いジャケットが可愛かった。
レッドカヌーの隣のステーショナリーショップ。世界のいいものを集めたセレクト文房具店。
ほぼ日のダイアリーはじめ、日本の文房具がたくさんある。
「日本の文房具は最高水準なのよ」と店員さん。誇らしいです。