オリーブ山の麓に位置するオリーブの油搾り」を意味するゲッセマネの園。
イエスの弟子たちが最後の晩餐のあとに祈りを捧げ、
イエスがユダに裏切られ捕えられた場所。
オリーブの木の寿命は長いそうだが,このオリーブ木は
2000年以上前のイエスの時代からあったという。
オリーブ山から見るエルサレムの旧市街。エルサレムほどドラマチックな場所はないだろう。
黄金色に光るイスラム教の聖地岩のドーム、その隣にはユダヤ教の嘆きの壁、
少し奥にイエスが磔刑にされたゴルゴタの丘の上に立つ聖墳墓教会がある。
ゲッセマネの園の隣に立つ万国民の教会の礼拝堂に描かれた
ゲッセマネの園にある岩で苦しみの中で祈るイエスのモザイク画。
大きな窓枠にはめられた紫色のステンドグラスが印象的。
教会が立つのはゲッセマネの園の一部で、イエスが処刑前夜の夜を苦しみながら
神に祈ったとされる最後の場所。古代ローマ皇帝が4世紀に建てたビザンチン教会に起源し、
現在の教会は1925年に世界12か国からの献金によって再建されたもの。
世界の信者の想いが込められた場所。
巨樹が創り出す空間をひとつの世界として崇め聖地となる。