ジャイプールから東へ約150km。インドでもっとも古い町のひとつに数えられるプシュカルは
ヒンドゥー教の最高神の1柱、創造神ブラフマーに捧げられた寺院が建立する。
インド国内でもブラフマー寺院は数が少なくブラフマーの聖地と呼ばれている。
ここで毎年11月頃に開催されるラクダ祭りが有名。
砂漠の辺り一面にはラクダ、らくだ、駱駝。
男達が所々でかたまって、ラクダの売買をしている。
ラクダに乗って砂漠の会場を縫うように行く体験もできる。
高さ2m以上から眺める祭りの景色もまた楽しい。
だけど90分も乗っていると、お尻の痛さにはMAX。
さらに懲りもせず、次は馬に乗って祭り見物。とうとうお尻の皮が擦り剥けた。
寺院もお祭り中。聖地でもあるのでインド全国の信者が集まって来る。
5万人ほどの人口が、この最中には20万人に膨れ上がるそうな。
見る人皆、楽しそうな顔をしているのが印象的だ。
寺院に入ると、インド人女性達がお祈りの仕方を教えてくれた。
見様見真似でリンガにお祈りとお花を捧げ、聖水をかけてもらい
最後に出口に下がっている鐘のようなものを触る。
周囲の人々がうなずいていたから、多分出来ていたのだろう。
明らかに関係なさそうな私にも親切にしてくれたのが今も忘れられない。
リアルな旅じゃなければ得られないものがる。