心穏やかに過ごすクリスマスに聴きたいのがJ.S.バッハが作曲したカンタータ集「クリスマス オラトリオ」。
1734年にクリスマスシーズンに演奏する目的で作曲されたこの曲は新約聖書に基づいた6部構成で、12月25日のクリスマスから1月6日の顕現節の間に1日1部ずつ演奏されるのが本来のかたち。現在では全6部まとめて演奏されることが多いです。
バッハが1723年から音楽監督を務めたドイツ・ライプツィヒの聖トーマス教会では、今も世界で最も歴史ある少年合唱団「聖トーマス教会聖歌隊合唱団」の天使の歌声を聴くことができます。
聖トーマス教会の厳かなクリスマス・ミサや、雪降るクリスマスイヴに街中の路上で歌う姿を想像してみてください。