本当のバリを見たければ内陸を進むといい。そこには伝統的寺院が共存し、
美しい自然とスピリチュアルな空気に満ちている。
とりわけ熱帯の森に抱かれた内陸部には、神・人・自然の調和を重んじる
バリ・ヒンドゥー教の「トリ・ヒタ・カラナ(幸福に必要な3つの要素)」という精神に基づき
人々の生活と信仰が結びついた生活が今も受け継がれています。
空港から車で北東へ1時間30分ほど走ったところにある
バリ・ヒンドゥー教総本山のブサキ寺院や手織り仕事で知られるシドゥメン村がある一帯は
心が洗われるような景色が広がっています。
シドゥメンからさらにアグン山のすそ野へと近づいたところにあるイセ村に立つ
「ヴィラ・イセ」は、熱帯の深い緑と緩やかな斜面に広がるライステラス
標高3000mを超えるヒンドゥーの神々が棲むアグン山が眼前に広がる風景が
今も昔も多くの芸術家や旅人たちを惹きつけます。
もともとこの宿は、近代バリ芸術の礎を築いたドイツ人画家ヴァルター・シュピースが
晩年に構えたアトリエだったところ。現在は3組だけのゲストを迎える小さなゲストハウス。
絵画のような夢幻の景色を求めて、過去にはロックミュージシャンのミック・ジャガー
デビット・ボウイを筆頭に、数々のアーティストや文豪たちが滞在しています。
それではヴィラを回ってみましょう。ここは公共スペース。色使いがオシャレ。
インフィニティプールの先にアグン山が聳え立ちます。
広さやデザインがそれぞれ異なる3つの部屋。どれも素敵な空間です。
周辺を散策した後は、ヴィラに戻ってアフタヌーンティー。
夕食はテラスでナシチャンプル。丁寧に作られていてとってもおいしく満足度も高い一皿。
朝食もテラスでアグン山を眺めながら、フレッシュジュースとフルーツもいっぱい。ナシゴレンも選べます。
ここでの1番の楽しみはサンライズ。日の出前、雄大なアグン山が真っ赤に染まります。
早朝のテラスからの景色は正面にアグン山がシルエットとなって現れます。
一面を覆っていた朝靄が徐々に晴れてくると
シュピースがカンバスに描いた熱帯幻想絵画そのものの風景。
ヴィラ・イセは聖域を感じずにはいられない
特別な場所を体感する滞在を約束してくれるでしょう。
早朝の神秘的な景色の中で
自分の中にいる本当の自分と向き合ってみてはいかがでしょう。
人生の見方が少し変わるかもしれません。バリの自然に感謝。
インスタでこのヴィラについてお尋ねしたものです。記事にしていただき、ありがとうございました。楽しみ度が増しました(^^)
コメントありがとうございます。ぜひ現地でアグン山からパワーをもらってください。
周辺のスポットもアップしようと思い準備中です^^