インドのお祭り

プシュカルののラクダ祭り

ラジャスタン州ジャイプルから車で3時間ほど西に走った砂漠の中の小さな町プシュカルでは、毎年11月の満月にあわせて大きなお祭りが開かれています。祭りの開催中は何十万人もの巡礼者と観光客が訪れ、何万頭ものラクダが集まって競売にかけられます。砂漠の会場は見渡す限りのラクダと、さまざまな露店が並び、移動式遊園地が設置されて、音楽師や大道芸人で賑やかなことこの上ないです。


会場内をラクダに乗って高見の見物。ラクダよりも高い目線でお祭りを見渡す景色は爽快そのもの。


ベンチに腰をかけて休んでいると、どこからともなく音楽師や唄い手がやってきて、傍らで民族音楽の演奏をはじめました。砂漠で聴く強い唄声と楽器が奏でる音色は、どこか別の空間に迷い込んだような感覚です。


プシュカルはインド全土でもあまりみかけないブラフマー神を祀る寺院がある聖地でもあります。青色の支柱と極彩色のサリーが何とも美しすぎるのです。


湖の畔には真っ白なガート(沐浴場)が並んでいます。靴を脱いで聖なる湖の聖水をかけて清める。観光客も靴を脱いで入ることができます。プージャが祈祷してくれます。もちろんお布施(チップか)を要求されますが。ガートは、お祭りがあることを忘れてしまうくらい静か。

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