アンコールの遺跡から遺跡へとバイタクで移動中に見かけた原っぱを自転車で走る女の子。何となくどこかで見た風景だった。しばらく考えていると、ふとペルーのバスの窓からで見た光景だったことを思い出した。その時も真っ白なドレスを着た女の子が草原を自転車に乗って走っていた。草原と女の子って子供の頃に見た物語の場面のようでちょっとだけ胸をきゅんとさせる。
プノンバケンで夕陽待ちをしている時、僧侶達が石に座ってお話をしていた。遺跡の脇に座って何やら楽しそうに話してくつろいでいる姿が景色と溶け込んでいた。彼らにとって、きっと日常の何気ない時間が私にはとても新鮮な風景だった。
道沿にきれいな蓮の花が咲いていたので写真を撮っていると、草むらから1人の男の子が睡蓮を片手にひょっこり現れた。男の子は私の前に来て、無表情で睡蓮を持った手を差し出した。「ありがとう」とお礼にフルーツのど飴をあげると、草むらから蓮の花を持った子供が5人くらい出てきて花を差し出してきた。飴と蓮の花の物々交換だった。もらった花をホテルに持って帰り洗面台のシンクに水をはって花を浮かばせてしばらく楽しんでみた。
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このなにげない写真がよういですね
凄く癒されますますカンボジアの魅力に
取り付かれます。
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こんばんは♪
カンボジアは遺跡が素晴らしいのはもちろんですが、その周りの稲穂や蓮が風に揺れる田園風景も素敵ですよ。