世界遺産コンサートinフエ〜東京ニューシティ管弦楽団と東儀秀樹　遥かなる音楽の旅路〜

ベトナム雅楽に続いて演奏されたのは
田久保裕一さん指揮、東京ニューシティオーケストラの
コンサート。
グエン王朝の都で聴くオーケストラはどんなものかと
思ってましたがかなりアリでした！
特に芥川也寸志作「トリプティーク」（だっと。。）は
躍動感と生命力に溢れとてもかっこ良かった。
ただ、演奏中に雨が強まり、演奏に集中できなかったのが残念。
でも演奏している方々のことを思えば何てことはありません。

いよいよ東儀秀樹さんの登場である。
すると、今まで建物や観客を濡らすほど降っていた
雨があがった。
東儀マジックか。
東儀秀樹さんのひちりき
色鮮やかな羽衣を纏った
お母上、東儀九十九さんの笙
姉上の雅美さんが吹く龍笛が合わさり
王宮内を異空間となる。
目を閉じるとそれは確かに
「まほろば」なのだが
不思議とベトナムの王宮との違和感もないのは
日本もベトナムも中国の様式を受け継いできたからだろう。
今後はトルコのイスタンブールでもコンサートがあるそうだ。
というと、ブルーモスクで雅楽が聴けるのだろうか？
想像が難しい分、ぜひ観てみたい。
夢はピラミッドの頂で演奏することだそうだ。
そうなったらもはや「神」ですな。

　　　　　　　　　　フエに行くなら！