コロラド鉄旅〜渓谷と森を駆け抜ける

ジョージタウンループ鉄道

前回のコロラド・ナショナル・モニュメントから70号線を東へ向かうはジョージタウンにあるループ鉄道。急斜面をはい上がる1884年開業の観光鉄道が走っています。もともとはロッキー山脈で産出される銀を運び出すための鉄道で山間の渓谷を縫って走る。7.2 kmの間でいくつもの高架陸橋を渡り3kmで標高約200m上がってぐるりと弧を描きながら煙を吐いて走る

車庫には、只今メンテナンス中のSLがありました
目の前で修理をしているところを見られます

この辺りの標高は2600メートル。屋根のない客車に爽やかな風が吹き抜ける。高さおよそ30メートルのデビルズゲート・ハイ・ブリッジ橋の上からの眺めはスリリング。蒸気機関車は鉄橋を渡り始めると子供も大人も身を乗り出して楽しげに景色を眺めている。

終点のシルバー・プラムの駅に到着。蒸気機関車は最後尾に回り後ろ向きに客車を引っ張ってジョージタウンの駅へと走ります。運行は５月～１０月。

ジョージタウンからほど近い町にある屋外私設の鉄道博物館。1959年に開設されたコロラド鉄道博物館はコロラド開拓の歴史を語る上で欠かすことのできない山岳鉄道の歴史を保存している。北米中の博物館でも有数の3フィート(914mm)ナローゲージ鉄道車両のコレクションを所有。イベント時にはナロー（N）ゲージの列車に乗る事が出来ます

施設内にはNゲージや０ゲージモデルの他100以上の車両と数々の文書などの貴重な史料を保管している。屋内にある細密なジオラマの展示室は鉄道ファンならずとも感動でもの。

人間と比べると大きさも伝わるでしょうか

館長さんもウエスタンな雰囲気醸し出してる＾＾