フランクフルトの歩き方

2000 年の歴史がある古い街フランクフルト。
鉄道、空路とヨーロッパ交通機関の玄関口。
フランクフルトはユーロ圏の金融中心なだけに
銀行のビルが多く立ち並び、ドイツでは珍しく
高層ビルが林立していいます。
メッセ（見本市）が通年開催されている
ビジネスの街かと思えば
中世の木組みの家並みが残っていたり
ご飯が美味しかったイり。
フランクフルトを見ずに
他の街へ移動してしまうのはもったいないっ！

フランクフルト中央駅はヨーロッパでも最大級。
ローカル線から国際線に至るまでさまざまな列車の終着駅
いわゆるターミナル駅です。
フランクフルト空港から15分ほどで中央駅に到着。
駅は一日中賑わっていますが、ホームは横一列に広がっていて
案内板もとても分かりやすいので
外国人でも目的の列車に容易に乗ることが出来ます。
構内にはスーパーマーケット、ドラッグストア、フードコート
カフェ、レストラン、ギフトショップ等一通り揃っているので、
ちょっとした買い物や街歩きの休憩にも便利なところ。

さてさっそく街歩き。中央駅から伸びるカイザー通りを
東に20分ほど歩くと欧州中央銀行（ECB）本部前。
堂々とそびえるのは最近ニュースで度々登場する
あの有名なユーロ記号のモニュメントです。

中央銀行を背にさらに東へ10分ほど歩くとレーマー広場。
レーマー広場はドイツ語で「ローマ人の丘」の意味。
１世紀にはすでにローマ帝国の軍事基地となっていて
街が存在していました。
この広場には昔の木組みの家が並び、
1405年から現在に至るまで使用されている
市庁舎が立っています。
高層ビルが林立する中心部に寄り添うように
中世の雰囲気を残す一画ひっそりと佇んでいます。

レーマー広場を北上するとゲーテ博物館。
近くの歩行者天国ではいろいろなお店が並んでいます。
「絶対」つくくらいおすすめがお肉屋さんのイートイン。
ローストビーフやソーセージとお惣菜を
お好みで選んで店先のテラスで食す。
迷ったらお店のおばちゃんお任せのプレートランチを。
「フランクフルトって美味しい」と実感すること間違いなし。
店内ではハム、ソーセージ、瓶詰めのパテ
ソースやジャムなども売っているのでお土産にも便利です。

その他にもドイツのお洒落で機能的な
キッチン雑貨が買える「ローライ」
旧オペラ座の近くの「Manufactum Warenhaus」は
食材からキッチン雑貨
日曜大工まで揃うドイツ版の東急ハンズ
綺麗なディスプレイで色々なものがあるので
見てるだけでも楽しいです。

お腹がいっぱいになったところで
マイン川を眺めながらしばし休憩。
川沿いのどこまでも続く遊歩道。
ジョギングや自転車に乗った人達が行き交います。

橋を渡ってマイン川沿いのシャウマインカイ通りへ。
美術館や博物館が集まるエリア。
美術館の他にも映画博物館、建築博物館
工芸博物館、通信博物館など一風変わった
博物館も並び気ままに覗いてみるのも楽しいもの。
建築博物館の中庭の雰囲気も良し。
通信博物館にあるミュージアムショップの
おもしろグッズがおすすめ。
シールやらカードやらコマゴマと買い込んでしまいました。

シャウマインカイ通りから中央駅までは歩いて15分ほど。
中央駅周辺にはケバブ屋が並ぶトルコ人街や
焼き肉屋が並ぶ韓国街などもあります。

ざっと５キロの街歩きなので
一日あればゆっくり見て食べて買って
フランクフルトを楽しめます！