ヨーロッパの移動は鉄道のイメージが強いですが
スペイン国内は鉄道より遥かに
バスの路線網が発達して料金もおトク。
さらに、時間的にも鉄道移動より速いことが多く
各都市への直行高速バスも頻繁に出ています。
ということで、高速バスを利用して
マドリードから美食の中心バスクへ行ってみます。
今回利用したバス会社「ALSA」は
メトロ4・6・7・9号線が交差する
「アヴェニーダ・デ・アメリカ」駅の
地下にバスターミナルがあるので
どこに宿泊をしていても便利な立地。
駅に降りたらバスターミナルへの案内板があります。
案内板に従って歩いて行けばバスターミナルに到着します。
地下のバスターミナルには
各地方へ向かうたくさんのバスが並んでいます。
乗車するバスの乗り場はモニターで確認します。
しかし!乗り場の番号はその時の状況で変わるらしく
表示されていた乗り場には
違う行き先のバスが止まっていました。
バスのフロントガラスの上の電光掲示板と
乗り口に行き先が案内されているので必ず目視で確認すること。
見つからない場合は予約確認書を係員に見せて
教えてもらいましょう。
「ASLA」の車内。通路を挟んで2席ずつピッチも広め
大人の男の人が座っても快適。
スペインにはアルサがあるのさ。
バスは時刻ぴったりに出発。
素晴らしい!高速道路で北へ4時間。
ビルバオへ向けてバスの旅のはじまりです。
市街地を抜けると緩やかな丘陵に
草花が生い茂る牧歌的風景が広がっています。
高速バスは目的地まで一直線だし席も快適。
荷物は荷物室に預けられるので
鉄道のように常に気にする必要もないし
下車する駅を気にする必要もない。
バスのメリットはかなり多いです。
2時間半ほど走りブルゴスのレルマという町にある
サービスエリアで20分ほど休憩タイム。
カフェやスナックちょっとしたお土産もありました。
再びバスはビルバオに向けて出発。
車窓からはブルゴスの古い町並が見えます。
いよいよビルバオに到着です。
午後1時。高速バスは到着予定時刻ぴったりにビルバオに。
バスターミナルは市街地へは1キロほどなので
荷物がなければ歩くこともできますが
タクシーでも7ユーロほど。土地勘がなければ
まずはホテルまでタクシーで行くことをおすすめします。
市内の交通はメトロ、トラム、バスになりますが
ビルバオの街全体は5キロ四方程度。
新市街から旧市街、リバーサイドへは歩いても行けます。
川に架けられた個性的な橋や街の雰囲気を楽しみながら
のんびり歩くのもいいものです。
新市街の大通りは広い歩道に街路樹が並び
ブティックやデパートが軒を連ねています。
東京の表参道のような雰囲気。
旧市街は200年ほど前の建物が今も残り
老舗から最新バルがひしめいています。
週末は老若男女飲んだくれが集まって活気に溢れます。
ビルバオの街を流れる川沿いには
いくつもの個性豊かな橋が架かり近代建築が並んでいます。
その代表がグッゲンハイム美術館。
建築家はアメリカの鬼才、フランク・O・ゲイリー。
チタンでできた船型美術館は
太陽の光量や傾き加減でさまざまな色に変化します。
街の様子と美食は次回に詳しく!
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バスク地方って、もっと農村地なのかと思っていました。しっかり都会ですねー!-0-;
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もちろん酪農地帯もありますよ!今回は訪れる機会がありませんでしたが、近郊で作られたハムやチーズ、野菜はたくさん売っていました(^O^)