デュッセルドルフ 躍る建築群


デュッセルドルフのイメージといえば
日系企業が多く集まる商工業都市。
しかし、デュッセルドルフの都市空間は
かなりハイレベル。歩行者を優先させた街づくりは
どこを歩いていてもゆとりを感じさせます。
さらに中心部からライン川沿いを
南に20分ほど歩いたところにある
再開発エリアのメディエンハーフェンには
ワクワクするような面白建築が軒を並べてきます。
かつての港湾地がメディア地区として再開発され
クリエイティブスポットに変貌。
川沿いに並ぶ世界的な建築家によるビル群は
建築ファンでなくとも一見の価値ありです。

デュッセルドルフを南北に流れる
ライン川沿いの遊歩道は市民の憩いの場として
また観光スポットとして賑わっていますが
10分ほど歩けば観光客の姿は減り
街路樹が太陽を優しく包見込む
気持ちのよい散歩道が続いています。
そんな川沿いをてくてく歩いていると
メディエンハーフェン地区がみえてきます。

ライン川と繋がる運河沿いがメディエンハーフェン。
運河にはボートが停泊し
カヌーを楽しむ人たちも見かけます。
運河の両側には近未来的ビルと
歴史を感じる古い建物が立ち並んでいます。
ファッション雑誌と思われる撮影中の横から便乗。

 

再開発エリアであるのにも関わらず高層ビルがなく
既存の建物に高さを合わせて調和をとっているため
空が遠くまで広がって見えます。
最初に目に飛び込んでくるのは
メディエンハーフェンを象徴する
フランク・ゲーリー設計の躍る3つのビル
「ノイアー・ツォルホーフ」。建物は一目で
ゲーリーの作品であることを示す曲線が施され
3つの建物は父親、母親、子供を表現しているとのこと。

船型の独特な建物はハイアット・リージェンシー・ホテル
その奥に建つカラフルな建物を近くで見ると・・

 

 

たくさんの人形が建物をよじ登っていました。
顔に表情がないにもかかわらず、苦しそうに登っていたり
楽し気に登っていたり、屋上ではヤッターと
叫ばんばかりの両手を広げた人形がいたり。
人形のひとつひとつに個性が見られるのが
なんとも面白い作品です。

その隣りはモンドリアン風のカラフルなビル。

ハイアット・リージェンシー・ホテルのシャンパンラウンジ
かなりSFチックな外観はまるで映画「オブリビオン」の世界。
そのままどこかに飛び立ってしまいそう。

 

 

リアルな人間も建物をよじ登る。
日本の公共エリアでこれやったら
冷たい視線を浴びそうですが、
ここでは大人たちが優しく見守っています。
ヨーロッパ旅行といえば
中世の面影を追いかけてしまいがちですが
現代建築による現代人にとっての
豊かな公共空間づくりも見逃せません。

 

One comment to “デュッセルドルフ 躍る建築群”
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    ヾ(≧∇≦)ゞはじめまして(`▽´)ひろみの地球にペタさんのブログに初めて書き込ませて頂きました!えっと…ひろみの地球にペタさんのブログを見てシンプルに「凄い私と似てる!」って思ったんです。(勝手に思っちゃってごめんなさいヽ(*’-^*)。)似てる部分が凄く多いし、なんだか共感できるところもあって、いつもは見てるだけだけど今回思い切ってコメントしちゃいました(*´∀`)bブログ見てても、ちゃんとしっかりしてらっしゃるなぁ…って思って。一応私バツイチで3歳の子供がいて、元旦那の問題とかもあり…色々ヘトヘトでした。でもひろみの地球にペタさんのブログで元気もらえて、ひろみの地球にペタさんに色々相談したいなぁ…なんて思ってます。一応私のを載せてあるので、ひろみの地球にペタさんからのメッセージ待ってます。いつでも連絡してもらえたら返事出せるので(o≧▽゚)o

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