ニャチャンはビーチリゾートなので
基本ビーチやプールを前に寝転がり
一日のんびり何もせずに日常を忘れるところ。
でもじっとしていられない人は
郊外まで足を伸ばせば
微妙なところがやけに楽しいスポットがあるのです。
そのうちのひとつは、ガイドブックに載っていない
もしかしたら日本初公開かも！？
郊外へ出る前に市場を散策します。
円形の建物の周りを何重もの露店が取り囲み
ちょっと奥に入り込むと迷ってしまうほど大きな市場。
野菜、肉、乾物、衣類等、何でも揃っています。
お土産探しなら、場外か一番外側の露店。
ガラクタ屋に売っていたメノウ石の
フェイスローラーを買いたかったのですが
あまり値引きしてくれず断念。
ちなみに交渉後の価格は450円。
市場から2キロほど北にある
今から1200年以上前に隆盛を極めた
チャンパ王国によって建てられた
神殿のような造りの寺院遺跡「ポー・ナガル」。
ヒンドゥー教シヴァ神を主神とする信仰です。
祠堂の破風には踊るシヴァ神のレリーフが見られます。
チャンパ遺跡は、世界遺産ミーソン遺跡に見られるように
ほとんどが朽ち果てている中で
ポー・ナガル遺跡は今も地元の人が
線香と花と果物を持ってお参りにやってくる生きた遺跡です。
車を45分ほど走らせてのどかな田園の中にある
「ヤンベイパーク」に到着。まずは釣り堀へ。
何を釣っているのかというと
ワニ。竿の先につけた生肉を
ワニの目の前に垂らしてワニを釣ります。
が、釣れるわけがなく、逆に体を持っていかれます。
落ちたら大変などころではありません。
肉を食われたら負け。のようなゲームです。
食われる寸前に竿を上げて
ワニがジャンプするところを見て楽しむのかな？
竹薮にトラがっ！一瞬ドッキリ。
これは・・・パーク内には
偽ディズニーやらふざけた動物のオブジェが。
おそらく、この土地で暮らす
少数民族のラクライ族のオブジェ。
こちらが本物のラクライ族。前の写真とは似ても似つかない。
ラクライ族はオーストロネシア語族で海の民
ポリネシア系の民族。
特設ステージでは彼らの民族舞踊のショーも開催。
こちらはいたってまじめです。
目の前の川はひんやりしていて、暑いベトナムで極楽。
川に足を浸けて涼んでいると
角質を食べに魚が群がってきます。
勝手にフィッシュセラビーをしてくれるというのに
園内では有料のフィッシュセラピーがあり
また受けている人もいました。
魚が違うのだろうか・・
マイナスイオンたっぷりの滝はこのパークの一番の見所
山道を歩いて上流まで行けます。
パーク内はロシア人だらけ。
みなさんとっても楽しんでいます。
ベトナムはここ最近どこを訪れてもロシア人だらけです。
次は、動物ふれあいコーナーへ。
ツキノワグマ？可愛すぎる！
乗馬ならぬ乗ダ（チョウ）もあります。
係員がダチョウを引っ張っているので
暴れることはめったにないと思います。
その他にも一瞬で終わるコブタのレース賭博なども。
ちなみに掛け金は忘れましたが小額。
もらえるのは七福神の置物。
ヤンバンパークで半日たっぷり楽しんだら
ニャチャンの街の外れにある
「タップバー・ホットスプリングス・センター」の
ミネラルたっぷりの泥パック浴へ。
ここもロシア人とベトナム人ばかり。
素敵なお姉さんの泥姿にも出会えるかも。
ベトナム人は家族で泥を楽しんでいます。
入り口でVND300,000(約1500円)を支払います。
温水プールは別料金VND60,000。
まずシャワーを浴びて
案内された泥タブに20分ほど浸かり
外に寝そべり泥が乾いたらシャワーで流します。
すると、ミネラル包まれた全身が
しっとりツルツルのすべすべに。
これはみごとっ！
売店では、同じ泥パックがVND65,00
（300円少々）で販売されています。
カムラン空港の売店でも同じものを
VND95,000(約450円)見かけました。
泥がシャバくて少し漏れてたのでパッキングは厳重に。
温水プールではロシア人イケメンにも会えるかもしれません。
滝に打たれてみたり、施設内には食事処やスパもあるので、
一日中泥に浸かってツルツルに仕上げてもよいでしょう。
でもニャチャンは
この美しい海があってこそのリゾート地です。
ぜひ海も満喫したいものです。
取材協力：ベトナム航空
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