ラオスとの国境に接するフォンニャ・ケバン国立公園。
年間2000ミリメートルもの雨が降り
熱帯雨林で覆われている公園の最大の見どころは
世界でもっとも美しいといわれる洞窟群。
そして近年新たにイギリス人探検隊によって発見された
全長31キロに及ぶ「天国の洞窟」。
地上にはない絶景が日本から近いベトナムにあるのです。
ベトナム中部、グエン王朝の古都
フエから車で約4時間走ったラオスとの国境に接する
国立公園フォンニャ・ケバンが今
地底界で熱い注目が注がれています。
2003年に世界遺産にも登録された公園は
原生林が生い茂る深い熱帯のジャングルで
4億年前から形成されたアジア最古の
カルスト地形が残っています。
公園内には大小300もの洞窟が存在し
近年全長31キロの世界最長の洞窟が発見され
入り口から1キロまでが見学可能になりました。
早朝フエを出発すれば、3つの素晴らしい洞窟を
一日で見学することができます。
まずは、洞窟近くの村からボートに乗って
「フォンニャ洞窟」へ。
川辺で草を食む水牛を眺めながら洞窟に向かいます。
ボートに乗って30分ほど川を走ると
洞窟の入り口に到着。外からは何も見えない怪しい穴へ
このままボートに乗って侵入します。
内部は世界最長と言われる巨大な地下水脈が広がり
天井や地上から伸びたさまざまな造形の
巨大な鍾乳石や石筍がライトアップされて
神秘的な世界が広がっています。
英国のロイヤル地理学会の報告によると
フォンニャ洞の長さは7,729m
その美しさ、大きさ広さなどから
最高の評価をされています。
洞窟から外を見ると
淡い光と緑がとても美しい光景。
洞窟の脇の階段を500段ほど上ると
また別の洞窟があります。
階段の途中からは先ほどの水が澄んだ川を見渡せます。
美しい景色に500段の階段上りの刑も報われます。
仙人に山を意味するティエンソン洞窟と
フォンニャ洞窟は隣り合わせの双生洞窟で
1Fと2Fみたいなもの。
ティエンソン洞窟の入り口はフォンニャ洞窟の
約200メートルの高さにあります。
ティエンソン洞窟の鍾乳石には
数千もの鍾乳石があるといわれています。
水滴できらきら光る鍾乳石柱が幻想的です。
日本では考えられないほどスケールが大きく
妖艶な鍾乳石が次々と目の前に現れます。
フォンニャ洞窟へ行くボート乗り場から車で15分ほど
離れた場所で見つかった「天国の洞窟」。
2005年にイギリス人探検隊によって発見され、
(地元民は穴があることは昔から知っていたが
怖くて近づくことができなかったという)
2010年に入り口から1キロ先まで一般公開されるも
雨季で被害を受け閉鎖。
整備して再び見学ができるようになりました。
チケット売り場から30分ほど舗装道を歩き
(あるいは有料のカートで移動)
さらに山を登ります。
520段の石の階段か舗装されたスロープを選べます。
どちらにしろキツいのですが。
洞窟の入り口からさらに
今度は木の300段の階段を下ります。
この異様な世界は本当に凄い。
巨大な鍾乳石に青い壁。
地球とは思えない光景です。
じっと見つめていると
鍾乳石の合間から見える青い壁が
アンドロメダ青雲に見えてくる。
巨大な鍾乳石は、まるでエイリアンのよう。
無数のつらら石が牙を剥いているようです。
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「全長31キロに及ぶ「天国の洞窟」
誘惑されました。
行って見たいですね~
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巨大な鍾乳石は圧巻です。洞窟内はまるで
SF映画のセットのようです。
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自分の記事更新の参考にさせてもらおうと、見てまわっててたどりつきました。
sanaeです。よろしくです。コメント書いて行きまーす。
ヾ(。・v・。)【バィバィ】