会場となったのは、世界最高賞金金額で名を馳せる
メイダン競馬場。2億円を超えるといわれる
「ブガッティ」をはじめとするフェラーリ
ランボルギーニ、マクラーレン・・・
最高級車がずらりと並ぶ様子は圧巻の一言。
建国記念日(12月2日)が近いこともあり
赤、緑、白、黒の国旗カラーを施した車も多く
お祭りムード一色。
驚いたのは、集まった観衆が素手で車に触り
寄りかかって記念写真を撮る行為にも
オーナーは全く気にしていないこと。
桁違いのセレブ生活がなせる心の余裕でしょう。
車の後にバイク300台くらい続きます。
こちらはKawasaki、SUZUKIと日本勢多数
ターバンを巻いた集団は、まさに現代のアラビアのロレンス。
そんな雰囲気です。
開催中の各週末にはランボルギーニ
フェラーリ、ロールスロイスといった
名だたるスーパーカーがタクシーとなり
ホテルやショッピングモールに配置されて
無料で乗車できるという
王族気分になれるユニークな体験もあり
旅行客もドバイならではの世界で唯一の
ゴージャスな体験を楽しんでいました。
これも何かと世界一を好むドバイのお・も・て・な・し♪
ホテルに迎えにきたのは
ダッジ・チャージャーのリムジン
帰りのホテルまでは
「フェラーリとランボルギーニどっちがいい?」
と聞かれて、何となく
真っ赤なフェラーリ・カリフォルニアで
送ってもらいました。
ドライバーに「これって誰の車?」と
訪ねると「僕の」と一言。
「金髪美女じゃなくて悪かったね」と
とりあえず謝っておきました。
会場内のブースに展示されていた「カーラオケ」カー。
カラオケですか??と社内を覗いてみると
まるでゴージャスなカラオケボックス。
ドバイの人もカラオケ好きなのでしょうか??
「INFINITI」ブランドで海外展開する日産ブースで行われた
インフィニティとライトアーティストによる
アートワークも人気を集めていました。
米国人ライトペインターのパトリック・ロション
によるデモンストレーションと
夜の会場を走るインフィニティに
光の軌跡が描かれる幻想的な光景は
会場の人々の興味を大いに引きつけていました。
盛大な花火も上がり
夜になるにつれ盛り上がっていきます。
グランド・パレードと同じく盛り上がったのが
夜の駐車場で開催されたアラブの
キング・オブ・ドリフト決定戦。
スモークを巻き上げ蛇行する
車の迫力もさることながら
老若男女が熱狂する様子にも圧倒されます。
ドバイの高級車保有率は世界でもトップクラス。
世襲制であるため一族の誇示を示す
ステータスシンボルとして
極めて重大な意味を持つというそうです。
遡れば遠い昔から沙漠の旅を続けて来た
アラブの民にとって移動することが生きるすべ。
重要な移動手段がラクダであり
移動手段を重んじる彼らは
ラクダから最高級車に変わっただけなのだ。
と、この国の車への情熱は
そんなことを想像させてくれます。
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ドバイ、金持ちとくれば 競馬、馬主って線もありかな