日本からカナダを訪れる人は
春から秋にかけての季節が多いため
冬のイメージはあまりないようですが
欧米の観光客には冬もオン・シーズン。
ナイアガラの滝も凍る白い世界で
美しい冬景色を楽しむことができます。
気温マイナス10℃。タイツと靴下
インナーの重ね着でばっちり防寒して
ナイアガラの滝を見学。
晴れ渡った青空の下で
アイスブルーに彩られたナイアガラの滝。
夏とは色も景色も全く違う装いです。
夏のナイアガラの滝を見たことのある人は
きっと驚かれることでしょう。
そして、この景気を見ている人の多くは
「少しも寒くないわ」と心で呟いることでしょう。
流れてきた氷が滝の下で塊となり凍結してゆきます。
滝の裾野はこの通り!
夏は遊覧船で賑わう滝壺付近は
スケートができるくらい凍っています。
アメリカ滝に関しては滝もほぼ凍っている状態。
訪れる2日前には滝をアイスクライミングで
登頂した人がいたそうで
ニュースで話題になっていました。
たくさんの観光客が白い世界を楽しんでいます。
滝を真横から覗くと
水しぶきが凍って髭のようなつららができていました。
滝の真裏は全面的に凍結しています。
水が流れているのは表面だけのようです。
夜は滝に当たる照明を操作できるツアーに参加。
ナイアガラの滝は1860年に
プリンス・オブ・ウェールズの来訪以来
ライトアップをしているそうです。
電力不足や戦争等で中断されていた時期もありましたが
150年以上ライトアップの歴史を誇ります。凄いっ!
管理人のピーターさんはこの道50年のベテラン技師。
滝の色はコンピューターではなく
毎日毎時間、滝に訪れる人が飽きないように
ピーターさんが手動で色を変えています。
だけど、ラジオの野球中継に夢中で
色を変えるのを忘れてしまうことも時々ある。と
笑って話してくれました。そんなピーターさんが
色の変え方を教えてくれます。
タッチパネルなので操作は簡単。
漆黒の夜空に青白く浮かぶ滝を演出してみました。
隠れ家のような「Old Stone Inn」は
大型ビルディングタイプの世界展開する
ホテルが多く存在するナイアガラでは貴重な
オーベルジュ風のブティックホテル。
1904年に建てられた製粉所が
ホテルにレストアされました。
創建当時の石が積み上げられた壁などが
今も面影を残す歴史ホテル。
広く快適な客室と“モルトン・ブラウン”の
アメニティも高ポイント。
ホテルの食事は宿泊者以外も食べに来るほど大変美味。
毎夜ライブがあるシックな雰囲気のバーも人気。
暖炉の灯に包まれた温かみを感じるホテルです。
取材協力:オンタリオ州観光局
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ナイアガラでアイスクライミング、
最高ですね。
厳冬のナイアガラ見たいです。
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カナダは夏の旅行先の定番ですが冬の美しい景色ををみなさんにも見ていただきたいです。