よしもとと走る! サイパンマラソン・レポート

近頃は気軽に参加できる
マラソン大会が人気を呼んでいます。
そんな中で唯一無のラン&笑イベント
「サイパンマラソン」に注目。
今年で10回目となるフルマラソン、50km
34回目となるハーフ、29回目となる10kmランに
今回からウォーキングも加わり
幅広い層が参加できるようになりました。
世界屈指といわれるクリスタルビーチを眺めながら
リゾート地を駆け抜けます!

サイパンマラソンの最大の特徴といえる
間寛平さんプロデュース
の50kmコース
「アヘアヘ坂」と命名された坂の上では
寛平さんが握ったおにぎりを手渡してくれます。
そのほかのコースは9割が平坦なコースので
ビギナーも安心して楽しめます。

日本からサイパンへはデルタ航空が直行便を運航。
わずか3時間30分で常夏の楽園・サイパンです。
いつもはリゾートムードの機内もこの日ばかりは
お揃いのユニフォーム、ランニングシューズ姿。
着陸前のアナウンスでは、英語と日本語で
「サイパンマラソンに参加されるお客様の
健闘をお祈りいたします」とCAさんからの
激励の言葉に機内が沸きます。

大会前日はアメリカン・メモリアルパークで
事前に届いたハガキとゼッケンを交換。
日本人ばかりかと思いきや
ローカルのほかにも韓国、中国
シンガポール、インドネシア、アメリカなどなど
たくさんの国からも参加されていました。

ローカルフードが振舞われ和やかなムードの中
間寛平さん率いるたむけんさん、村上ショージさん
トータルテンボスさんにFUJIWARAさんが
大会を控えたランナーたちの激励に現れました!

スタートには、よしもと芸人さんも立ち会い
ランナーたちに激励&笑い。
みんな午前4時前とは思えないテンションの高さです。

午前4時。50kmとフルマラソンのスタートです。
サイパンのゆるキャラ「サイパンダ」も
スタートダッシュ。かなり細いが偽キャラか?

午前5時、ハーフと10kmがスタート。
日の出までにはあと1時間ほどありますので
往路は暗く美しい海は見えません。
地元のボランティアの人たちが2キロおきに設置された
給水所で水やスポーツドリンク
水を含んだスポンジを手に持ち
ランナーを迎えてくれます。
給水所を目先の目標にして走り続けます。


この時期サイパンはフレームツリーと呼ばれる
火炎樹のオレンジ色の花がまさに炎のごとく
咲き乱れています。
鮮やかな花と美しいビーチの景色を楽しみながら
10kmウォーキングを楽しく歩くもよし
自分のペースで楽しめるゆるい雰囲気も
サイパンマラソンの特徴といえます。
ビーチ沿いを折り返して残り5km。
前を疲れた様子で走る青いTシャツの2人の男性。
よく見ると前日に10km走ると宣言した
FUJIWARAの原西さん
もりやすバンバンビガロさん。
抜き際に「ガンバレ!」と声をかけると
だいぶ弱った声で「はい。がんばります」
足を止めずにゴールに向かって進み続けていました。

ゴール手前で浴びたスコールが止むと
海に虹が海に架かっていました。
そんな景色に癒されながら
残った力を振り絞ってゴール!
完走証にはオフィシャルタイム2:08:04
ハーフマラソン女子9位。女子年代別なんと1位!
予想外の結果にびっくり。
こんな嬉しいハプニングも
サイパンマラソンならではのことでしょう。


まだ朝8時を過ぎたばかりだというのに
すでに1日を過ごした気分。
午後5時の表彰式&よしもとライブまで
まだほぼ1日あります。
1日で2日分楽しめるようでちょっと得した気分。

フィエスタリゾート&スパ前のビーチが会場となり
海に沈む夕日を背に行われた完走パーティーでは
プレゼンターのよしもと芸人さんたちの進行で
各コースの上位6位と年代別1位が
ステージに呼ばれメダルの授与式。
私もちゃっかりメダルをいただきました。

表彰式の後は、ビュッフェスタイルの食事を食べながら
地元の阿波踊りチームによる迫力の演舞。
小さな子供達が真剣に踊る姿と南洋の地で
日本の伝統を受け継いでいることに感動します。

チャモロの歓迎ダンスに続き
よしもとお笑いライブ。
もりやすバンバンビガロのめちゃ笑える大道芸に
村上ショージさんの貴重な漫談
FUJIWARAの爆笑コントに
トータルテンボスの絶妙な滑りコント。
走って汗を流した後は開放感たっぷりのビーチで
心の底から思いっきり笑って、食べて飲んで
日頃の毒を全部出し切った爽快な1日でした!

家族の絆を深める旅にも
友旅にも充実した旅になりますよ!

協力:マリアナ政府観光局

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