かつて海のシルクロードの拠点として栄えたホイアン。
縁あって、この10年で10回ほど訪れています。
そして、毎回の恒例行事が服作り。
交易の時代に上質なシルクを多く輸出していたこの町らしく
今も道の両側にテーラーが軒を連ね、
安価で翌日までに仕上がるオーダーメイドの服作りが
旅行客に人気を呼んでいます。
世界にひとつしかないオーダーメイドの服作りは
もはやアクテビティのひとつ。
店頭に洋服のディスプレイが置かれているお店が
オーダーメイドのショップ。
どの店も同じようなディスプレイで
数ある店おから1軒を選ぶのは至難の技。
中には雑な縫製の店もあります。
こればっかりは完成品を見てからでないと判断できない。
個人的に10年来お世話になっているショップ
「DONG DUONG」は、丁寧な接客と細かい採寸
ほぼ希望通りの出来上がり、かなりな確率で満足な出来。
欧米人リピーターも多く抱えているお店です。
店に入ったらまずはサンプル選び。
ディスプレイされている洋服や
カタログから好みの洋服を選びます。
切り抜き持参もOK。
特に気をつけて欲しいところを強調して説明します。
説明は英語になりますが
ジェスチャーや絵コンテでも
理解してもらえますので心配は不要
天井まで積み上げられた生地の中から
好みのものを選びます。
コットン、リンネル、シフォン、ウールなど
生地によって大きく値段が異なるので
気に入ったものを見つけたら必ず値段の確認。
次は色を選び。山ほどある生地から
お店のスタッフが見つけてくれます。
これという生地が見つかるまで妥協は禁物。
粘り強く探せばきっと見つかります。
生地を決めたら首回り、腕、胸ウエスト、長けなど
20箇所ほど身体の細部まで採寸。
基本的にあそびがないので
ゆったりかスリムフィットかを伝えましょう。
アウターは少しゆるめに作ってもらいます。
採寸が終わったらあとは完成を待つだけ。
通常は翌日のお昼頃の受け取りになります。
時間がない時は受け取り希望時間を伝えましょう。
今回作ったワンピースがこちら。
出来上がった服を試着して丈や着心地などを確認します。
イメージと違ったら直してもらえます。
お直しは数時間を要しますので
時間に余裕を持つことも大切です。
今回は一発合格!
周囲の評判も上々です。
料金はウールのコート40USドル~。
シャツは15USドル~。
スーツ1着80USドル~。
いずれもフルオーダーメイド価格。
ホイアンは男も女もオーダーーメイドに夢中!