バイエル アルペン街道の小さな町 ライト・イム・ウィンクル

 

南ドイツ、バイエルン州オーストリアとの国境近く
チロル山系の麓に位置するライト・イム・ウィンクル。
夏は避暑地、冬はスキーリゾートとして人気のリゾート地。
ここの素晴らしさは何と言っても
アルプス山脈が連なる美しい景色。

アルプスといえばスイスを思い浮かべるけど
実際はドイツやオーストリアまで連なっています。
アルプスに沿って曲折する道はアルペン街道と名付けられ
道中には御伽噺のような村の他にも
ルードヴィヒ2世が建造した城や
荘厳な修道院が点在します。


美味しい空気に包まれたのどかな町

宿泊は小高い山の上に立つ「シュタインバハホテル」。
この地で600年続くシュタインバハ家が改装されて
現在ホテルとなっています。

アルプスを背に広大な土地に広がる緑が
とても気持ちの良いホテルです。

清々しい空気とともにいただく朝食も最高。
焼きたてプリッツェルもちろんあります。

庭にあるのはなんとスキーのジャンプ台。
現在は使われていないそうです。

段ボールソリをしたら楽しそうかな・・

ホテルが立つ山の麓にある町まで朝散歩。
山を下りたところでアルパカに遭遇。
個人で飼っているのか・・

木にくくりつけられた小さな家には
「シジュウカラの家」と書いてあります。

入居者募集中のようです。

朝ランも気持ちよさそう。

パン屋さんはすでにオープン。まだ朝7時だというのに
周囲に漂う香ばしいにおいに誘われてお客が絶えません。

バイエルンの多くの町で見られるみごとな壁絵。
花と壁絵が彩る町はまるで
御伽噺の世界に迷い込んだようです。


「気」がいい山ウィンクルモス

町から車で15分ほど走ったところにある
ハイキングやバイキングなど

アクティビティが盛んな高原ウィンクルモスへ。
チロル衣装を着た素敵な女性
マーリーズさんが出迎えてくれました。

「インスブルックの山に向かって目を閉じて、
音と匂いと気を感じてください」

気分が良くなりますよ。とマーリーズさん。

こちらはすでに気持ち良くなっているおじさまども。
チロルの衣装を着た男たちがバイエルンビールで乾杯中。

おじさまたちはウッドカービングの職人さんでした。

山の名物「エルダーフラワージュース」。
優しい味に癒されます。

日本でも最近は万能ハーブとして人気ですね。

山はいくつものコースが整備されています。
美味しい空気を思い切り吸って

美しいアルプスを眺めながら
ハイキングやサイクリングを楽しめます。

ここでは人も牛も馬も一緒。
お互いに道をゆずりながら歩きます。

繊細で警戒心の強い馬でさえ
自ら人間に寄ってきます。


マーリーズさんが言っていたように
ここは本当に「気」の良い場所なのでしょう。

 

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