バイエルンが誇るドイツ最高峯 ツークシュピッツェ山

 

ガルミッシュ・パルテンキルヘンの背後にそびえる
ヨーロッパ・アルプスの一部を形成する
ドイツの最高峯ツークシュピッツェ山。

夏はハイカー、冬はスキーヤーが大好きな山。
麓からゴンドラで一気に
急勾配の岩山を駈け抜け山頂へ。

山頂では、アルプスを見渡すすばらしい眺望か
あるいは霧の世界なのか・・

それは運次第!

乗るだけドイツ最高峯へ

昨夜からの雨は止んだものの
空に張りつめた雲の隙間から

わずかに見える青空に希望を捨てず
山頂を目指してゴンドラ乗り場へ。

入り口の壁にはドイツ語と謎の日本語が・・

ここから一気に2000メートル上にある
アルプス山脈の一端を担う

ツークシュピッツェの山頂へ向かいます。
アルプス山脈は、東はオーストリアから
スロベニア、イタリア、スイス

リヒテンシュタイン、ドイツ、フランスまでの
ヨーロッパ7ヶ国を横断する
全長1200kmの山脈。
フランスとイタリアにまたがるモンブランが有名ですね。

ゴンドラからはアイプ湖を一望。
その美しさにうっとりと見とれている間に

だんだんと真っ白な雪の世界へ・・・
発車から10分ちょっとで
2000mを上り山頂に到着です。

ゴンドラを降りるとそこは山頂展望台。
高さ2,962メートルは
みごとな雪と霧の世界!
快晴ならば近隣4カ国の大パノラマが楽しめるそうです。

展望台からは山頂を示す十字架のポールが見えます。
本当の頂上はそこ。
フル装備で登頂する人を発見。
映画のワンシーンのようです。

30分ほど待っても天気が変わる気配がないし
寒さも限界に近づきあえなく下山。</span >

美味しい山

ガルミッシュ・パルテンキルヘンに戻り
1936年に開催された
冬季オリンピックスタジアムへ。
開会宣言はヒトラーによって行われたそうです。

スタジアムは緑の芝が綺麗に敷き詰められています。

小さなロープウェイでスタジアム裏に立つ
1236メートルのエックバウワーの山頂へ。
しかし乗り場には、食堂のキッチンのような光景・・

なんとビールと白ソーセージとプリッツェル付き!
同乗者のギュンタさん喜びのおたけび!
山頂までの15分少々という制限時間付きですが。

ここで白ソーセージの正しい食べ方講座♪
まずソーセージにナイフを縦に入れます。

次に横に半分に割ってナイフで皮を抑え
フォークでソーセージを一回転させると
綺麗に皮が剥けます。

マスタードをたっぷりつけていただきます。
マスタードにもこだわりがあります。

ギュンタ氏のおすすめはhandlmaier社の赤ラベル。
備え付けのマスタードも同じものでギュンタ感激!
白ソーセージには甘めのマスタードが合います。

美味しい空気と美味しい食事に満足して
ロープウェイを降りると

頂上は草原にのびる道にぽつりと宿が
涼しげに建つ
まるで絵画のような風景。
背景にはツークシュピッツに連なる


アルプシュピッツをはじめ
アルプスの山々を望む素晴らしい眺めです。

高い山ではないので麓からハイキングを楽しみながら
来る人も少なくありません。

四方を山に囲まれたガルミッシュ・パルテンキルヘン
周辺は
無数のトレイルがあり
秋にかけてハイキングを楽しむ旅行客で賑わっています。

行きは白ソーセージに夢中で
気付かなかった大きなジャンプ台。

ワールドカップではレジェンド葛西紀明選手が
ラージヒル一位という
輝かしい成績をここに残しています。


 

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