マカオ旅の合間にマラソン＆フェスティバル！

近年、アジアのエンターテインメント・シティとして
盛り上がっているマカオ。２－３日では
楽しみ尽くせないほど「楽しい」で溢れている街が
さらに国際マラソンとフェスティバルが同日開催されて
一日中お祭り騒ぎになると聞き参加してきました！

カジノの街を駆け抜ける

カジノの街を駆け抜けるマカオらしい
国際マラソンが去る１２月６日に開催されました。
今年で３４回目を迎えるこのマラソンは
アフリカや中国、ヨーロッパのトップランナーが参加する
密かに歴史を重ねている国際大会なのです。
一般市民や観光客も参加できる市民マラソンでもあり
ファンランもウェルカム。42.195キロメートルの
フルマラソン、21.0975キロメートルのハーフマラソン
4.2キロメートルのミニマラソンの
3カテゴリーの中からエントリー。
ハーフとフルのマラソンコースには
コタイ地区とマカオ半島、タイパと半島を結ぶ西灣大橋
横琴にあるマカオ大学などが含まれ
マカオを代表するビューポイントを駆け巡ります。

日本からの参加者は93人。事前に配られた
JAPANとプリントされたお揃いのTシャツを着て
スタート前に気炎を上げての集合写真。

6:00AMまだ暗い中タイパにある
マカオスタジアムをフルとハーフが一斉にスタート！
アスリートは別にして、走り出しはみんな
イベント気分でおしゃべりしながら
自撮りしながら楽しそうに走っています。

最初の難関は観音様の後ろに見える約2キロのタイパ大橋。
橋の下を船が通過できるように設計されているので
なかなかの勾配。
この辺りからおしゃべりする人はほぼいません笑

橋を渡って西彎湖をぐるりと一周し
世界遺産の媽閣廟の前を通ります。
今年はマカオ歴史市街地区が世界遺産に登録されて
１０周年を記念して世界遺産のひとつが
マラソンルートに加えられました。
夜は１２月３１日まで媽閣廟の他
数々の世界遺産建築群がイルミネーションや
3Dマッピングで彩られているのは必見！

このあたりで7キロ付近。媽閣廟を過ぎると
再びタイパ大橋の勾配が待っています。

タイパ大橋を渡り再びコタイ地区に戻ると
今度はマカオ大学の新校舎がある横琴を目指します。
湾を隔てて西側に位置する横琴へは１キロほどの
海底トンネルを抜けるのですが
これがまた心が折れそうになる勾配。
テンションが下がった状態での下り＆上り坂。
トンネルを抜けると、そこは中国側。
広東省の珠海になります。
マカオ大学は堅固な壁で覆われていて本土との行き来は不可。
所在は中国でもパスポートなしで行ける特別区画です。
走っている最中は何も考えていませんでしたが
今思えば走って中国本土に入るというのも何だか不思議です。

マカオ大学内を１キロほど走ってUターン。
再びトンネルをくぐればゴールはもうすぐ！
巨大カジノリゾート「ギャラクシー・マカオ」が見えたら
スタートしたスタジアムは目前です。

ハーフはここでフィニッシュ！
フルは同じコースをもう一度走ります。
完走者全員に大きなフカフカタオルとメダルが配られます。
今年の参加者はフル2100人、ハーフ2600人
ミニ4.2キロ4200人。圧倒的にミニが多かったようです。
勾配がキツかったけど、新鮮で楽しいマラソンでした。

いい汗かいた後は自分へのご褒美に
美味しい飲茶を食べに行きましょう！
いつもの旅にプチ目的をプラスすると
さらに旅が深まりますね。

街中がお祭り騒ぎに！

続いて午後は「ラテンシティ・パレード」。
50以上のローカルと中南米からの招待組が参加する
パフォーマンスチームが世界遺産の聖ポール天主堂跡から
ラザロ地区を通り、塔石広場を目指します。
広東オペラにコンテンポラリーダンス、
音楽隊に巨大バルーンなど1500人にも及ぶ
仮装したパフォーマーがマカオの石畳の路地を練り歩きます。
全てがユニークで観客との距離が近いので
参加している気分で盛り上がれます！

世界遺産が光に包まれる