オンタリオ州の雪深い森に張り巡らされた
スノーモービル専用のトレイルの長さは
公式ルートだけでも4万2000km!
凍った湖上などの非公式なルートを含めると
何と地球を1周するほどの長さになるといいます。
ここはまさに、世界一のスノモ・ワールド。
そんなマスコーカ地方をスノーモービルに乗って旅をします。
目覚めたときから快晴でテンションも上がります。
やっぱり青空は気持ちがいいですね。
スノモ3日目になると、同じ車種のスノモが並んでいても
どれが自分のマシンかわかるくらい愛着が湧いてきます。
今日は昨日よりもさらに遠出して
30キロほど離れたベラ湾を目指します。
途中にあるクランベリーファームで
クランベリーワインの試飲のお楽しみも。
途中見晴らしの良い場所やビーバーダムで止まったり
凍った湖の上を爆走したりして遊びながら
2時間ほど走って分岐点で小休止。
広域地図と道標が設置してあります。
これらの標識全てガイドのダンが属する
オンタリオ・スノーモービル・クラブが
ボランティアで設置しているのです。
道標なくして雪に覆われた森を走ることはほぼ不可能です。
スノーモービル・パラダイスだけあって
スノモ専用橋まであります。
数台で橋の上を走ると崩壊する危険あり!1台ずつ渡ります。
クランベリーファームに到着。
カナダのカントリーサイドらしい可愛らしいところです。
店内のギフトショップには特産のクランベリーを使った
チーズやワイン、ドライフルーツの他にも
購買意欲をそそられる雑貨が並んでいます。
犬も喜び庭駆け回る。その通り!
ふかふか雪が楽しくて仕方ないといった顔をしています。
クランベリーワインの試飲タイム。
さっぱりとした甘みのある口当たり。
後味に心地よい酸味で飲みやすかったです。
あんまり飲むとスノモに差し障るのでほどほどにして
最終目的地を目指します。
クランベリーファームを出発し森の中をしばらく走り
貨物線を横断すると碧い水を湛える
美しいベラ湾に出ました。湾といっても海ではなく
湖なので波もなくとても穏やかな風景に癒されます。
スノモライダー御用達のパブでランチタイム。
隣にこの辺りじゃちょっと名の知れたライブハウスがあり
たくさんのミュージシャンのポスターが貼ってあります。
中には「Snoop Dogg」も。
ホームメイドスープとハリバットバーガー。
いかにもパブランチって感じがいいです。
スノモシーズン始まりってこともあり
トレイル情報を探りにライダーたちが来ていました。
お腹も満たされまったりしたら
あとは安全運転で帰るのみ。
終日スノモは楽しかったけど
雪の積もった山道を走り続けるのは
それなりに疲労が溜まります。
リゾート内の温水プールで体を伸ばしてもいいし
スパのジャグジーにゆっくり浸かって疲労回復もあり。
JWマリオットに泊まっていてよかった。
体を動かした後はディープティシューマッサージで
時間をかけて筋肉深部の疲労を取り除いてもらいます。
素晴らしいセラピストのおかげで
リラクゼーション以上の満足感が得られました。
食後のデザートは焚き火でみんな大好きスモア。
リゾートエントランス前には常時薪をくべているので
フロントでスモアセットをもらえば
誰でも焼きマシュマロを楽しめます。
長い串にマシュマロを刺して火の中へ。
焦げる前に取り出し板チョコで挟み
さらにグラハムクッキーで挟んで大きな口で食べます。
焚き火を前にして食べるとこれがまた何故か美味しい!
人数が多いほど美味しく感じる
キャンプファイヤーではマストアイテムです。
ナチュラリストとともにリゾート裏の
森をナイトハイクに出かけます。
運が良ければ夜行性動物に出会えるチャンスもある
というので張り切って森の中へ。
とはいえ動物だってバカじゃない。
足音を立てて歩いていれば身を隠すでしょう。
足跡だけはあちらこちらに残されています。
冬山のサバイバル講座。
まずはアメリカンドックのような形をした
ガマの穂を見つけます。
穂の部分を触ると中から綿がどっさり。
乾いた場所に綿を置いて火口として使います。
必要に迫られる時が訪れませんように。
湖のほとりに出て今度は星空観察。
ナチュラリストが持参していた暗視スコープで空を見ると
一面砂をまいたように肉眼では見えない星までくっきり。
これなら都会の夜空でも楽しめそうです。
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どーも!記事楽しく読ませて頂きました(・∀・)分かりやすい記事でした。私もブログ始めたので勉強になります!私は今東南アジアを旅しながら書いてます。よかったら仲良くしてください(^^)vでわでわぁ☆彡(*^_^*)