フォートワースのダウンタウンから車で北に向かって10分
西部開拓時代の歴史建築物が残る
「ストックヤード国立歴史地区」は南部風のレストランや
ホンキートンクなバーが並ぶカウボーイの聖地
1970年代までの約100年間カウボーイたちが
牛をここまで連れてきて取引をしていた場所。
それら建物が保存されているこの一画に一歩足を踏み入れると
たちまち西部開拓時代にタイムトリップ。
カウボーイ・カウガールファッションで歩きたくなっちゃう!
フォートワースを訪れたら絶対にいって欲しいのがここストックヤード歴史地区。ここはかつて全米最大級の家畜取引所があったところでカウボーイたち牛や羊を引き連れて集まったことからフォートワースは別名「カウタウン」とも呼ばれています。当然この辺りでは酒場も喧嘩も多かったことでしょう。そんな残りが今も漂っています。西部劇ファンじゃなくてもブーツやハット、アクセサリーなどのウエスタングッズが充実しているのでお土産探しにもいいところです。 リアルなカウボーイ、カウガールが闊歩している姿がかっこいいんです。 1日に2回行われるキャトルドライブという牛の行進はたぶん世界で唯一のショーでしょう。始まる少し前にシェリフが道路を封鎖しロングホーンをつけた勇ましい牛がカウボーイの後を追って歩いてきます。行進は10分ほどですがなかなか迫力があり見ごたえあります。 普段は入りにくくても歴史地区であるここなら気軽にカウンターで昼間っから堂々と。これも歴史体験ですから。 毎週金曜と土曜日の夜にカウタウンコロシアムで行われている「ストックヤード・チャンピオンシップ・ロデオ」ではカウボーイたちが真剣に馬や牛に挑みます。8時ぴったりにアナウンスが流れ起立左胸に手を当てて国家斉唱から始まります。歌い終えたら星条旗を持ったカウガールが土のグラウンドを初めはゆっくりと周回しだんだんとスピードを上げて1周100メートルほどのグラウンドを最後は全力疾走そしてピタっと止まります。馬とカウガールの一体感は本当に見事。すごくいいものを見せてもらいました。 メインのロデオも大迫力。馬とブルに定時間乗るラフストックと逃げる子牛の頭に馬の上からロープを投げてひっかけ馬から下りた後にその子牛の四肢を縛り上げるまで時間を競うタイムイベントが開催されます。とくにラフストックは地鳴りがするほどの歓声があがります。日本では絶対に体験できない本物の競技は一見の価値ありです。チケットは大人19ドル。ボックス席以外は自由席なので当日窓口で購入。前の席で観戦するなら少し早めに入場するといいでしょう。 ロデオで興奮した後は、ザ・テキサスを体感できる世界最大のホンキートンク「ビリー・ボブズ・テキサス」へ!入り口のセキュリティチェックで持ち物とID確認があるので必ずパスポートなどの身分証明を持参して。巨大倉庫のような店内はまるで映画の世界!ブルライドショー(暴れ牛ロデオ)、カントリーバンドあり何より人の熱気がすごい!テキサスらしい豪快なステーキも食べられますよ。ダンスフロアでツーステップで踊れば大注目されること間違いなし!
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