千年前の栄華アンコール遺跡が注目されるカンボジア。首都プノンペンを旅行する人はそれほど多くありません。でも訪れてみると、首都もなかなか面白い。新旧が無秩序に入り交じるプノンペンは、猥雑でフォトジェニックな街。
オシャレスポットとされるボンケンコン地区は、外国人に向けたバーやカフェが集まっているところ。
映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」でゲバラの愛車ノートン500とはほど遠いけど、スズキの125ccだってこんな風に止まっていたらちょっとカッコよく見える?
王宮内の宝庫に展示されている7曜日ガールズ。カンボジアでは「七つの幸福の色」と言われています。日曜日は赤、月曜日はオレンジ、火曜日は紫、水曜日は緑のような黄色、木曜日は緑、金曜日は青、土曜日は濃い紫です。普段から曜日の色を取り入れるといいそうです。
コロニアル建築の中央郵便局。1890年に建設され2004年に全面改装された120年近い歴史がある遺産と呼べる建物。そりゃエッフェルさんが建てたホーチミンの中央郵便局と比べたら見劣りはするけれど、これはこれで素敵。このあたりはコロニアル建築の建物が残っている、古き良きインドシナの香りが漂うエリア。ちなみにマットデュロンの監督デュー作「シティオブゴースト」のロケ地でもあります。
フランス人夫妻がオーナーのチョコレートショップ。チョコレートケーキやブラウニー、トリュフなど種類が豊富。カンボジア産の胡椒を使用したチョコレートも。
シルバーパゴダに安置されている仏像の優しい表情ときたら、見ているだけで心が和みます。
カンボジア国民は蓮の花をとても愛しています。「蓮の花はカンボジアの国花です」と言いたいところだけど、隣のベトナムがすでに登録している。とこっそり言う。人前に出るのが苦手で波風立てたてたくない気質。そんな日本人とどこか似ているところに親近感を持たれています。