失われた大陸のカケラ

絵の具を落としたようなブルーの海、甘い風が流れる南太平洋の楽園ニューカレドニア。

ハネムーンのメッカでもあるほどロマンチックが止まらないこの島だが

同時にオセアニアの自然史に重要な情報源を提供している島でもある。

ニューカレドニアとニュージーランドにまたがる海域には

失われた大陸と呼ばれる「ジーランディア」が眠っている。

およそ8500万年前に現在のオーストラリアの元となったゴンドワナ大陸から分離し

その後の地殻変動により2500万年前には、そのほとんどが海の下に沈んでしまった幻の大陸。

ニューカレドニア本島の東に位置する「天国にいちばん近い島」として知られている

ウベア島の一端に「レキンの断崖」と呼ばれる、荒々しい景観が続く場所がある。

ここは、最近の研究者たちの発表によりジーランディアの北端に当たるとされ

現在もわずかながら隆起を続けるジーランディア大陸が見られる貴重な場所となっている。

またゴンドワナ大陸を起源に持つニューカレドニアは

分裂後他の大陸とは一度も接していないため、現在も太古からの植物が営みを続け

そのほとんどが固有種となる驚きの自然を有する。

ニューカレドニアは太古から続く地球の営みが実際に見られる奇跡に満ちた島なんだ。

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