プレイバック蔵出しの旅

世界動物紀行⭐︎万里の長城と子猫

北京市中心部から北東約120kmのところにある司馬台長城。

明代に建設された高所で起伏の激しい長城で

落ちて死ぬ人も多いことから「死馬台」とも呼ばれているらしいです。

司馬台長城の山の中腹にあるケーブルカー発着所に

真っ白で青い目の子猫が日向ぼっこをしていた。

子猫の前に指を出すと両手で指を挟んで、ひっくり返ってじゃれだした。

さんざん遊んで飽きたのか、子猫は日陰でで眠りはじめた。

ここは万里の長城の中でも最も険しく、雄大な景色が見られるところ。

時には手使って急勾配の石段をひたすら上って行く。

ヘトヘトになってようやく尾根まで上りきると、そこには修復されていない

時間が止まった昔のままの長城がはるか遠くの山々まで続いてる。

景色を楽しんで下山しようとケーブルカー乗り場に戻ったら

なんと強風のため運行中止。

仕方なく金山嶺までは約4時間ほどかけて縦走する羽目になった。

とんだ目に遭ったと最初は思ったが、何とも景色が素晴らしいこと!

人気のトレッキングコースらしく、欧米人のグループが列を成して歩いていた。

日本にはまだまだ知られていない旅のスタイルがあるのだな。

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