北京市中心部から北東約120kmのところにある司馬台長城。
明代に建設された高所で起伏の激しい長城で
落ちて死ぬ人も多いことから「死馬台」とも呼ばれているらしいです。
司馬台長城の山の中腹にあるケーブルカー発着所に
真っ白で青い目の子猫が日向ぼっこをしていた。
子猫の前に指を出すと両手で指を挟んで、ひっくり返ってじゃれだした。
さんざん遊んで飽きたのか、子猫は日陰でで眠りはじめた。
ここは万里の長城の中でも最も険しく、雄大な景色が見られるところ。
時には手使って急勾配の石段をひたすら上って行く。
ヘトヘトになってようやく尾根まで上りきると、そこには修復されていない
時間が止まった昔のままの長城がはるか遠くの山々まで続いてる。
景色を楽しんで下山しようとケーブルカー乗り場に戻ったら
なんと強風のため運行中止。
仕方なく金山嶺までは約4時間ほどかけて縦走する羽目になった。
とんだ目に遭ったと最初は思ったが、何とも景色が素晴らしいこと!
人気のトレッキングコースらしく、欧米人のグループが列を成して歩いていた。
日本にはまだまだ知られていない旅のスタイルがあるのだな。