Journey on the Road〜

古代都市リュキアンを辿る旅 #1アンタルヤ

ギリシャ神話やホメロスのイリアスにも何度も登場する海洋民族古代リュキア。

歴史的記録がほとんど文書化されていないため、

リュキア人は古典古代で最も謎めいた民族とも言われます。

およそ2500年前にトルコ南部の地中海沿いに栄えた独立した都市の連合体で、

同盟を組み、独自の言語と文字、独自の政治と貨幣制度を持っていた。

さらに特徴的なのが壮麗な墓。岩山に神殿型石窟墓がずらりと並ぶ。

そんなリュキアの中心地となるクサントスやレトゥーンは

世界文化遺産に登録されているにも関わらず、

日本では全くと言っていいほど知られていない

地中海沿岸の失われた文明の道を辿った旅の記録。

リュキア文明が発展したのは、現在のトルコ南東部に位置する小さな半島部分。

西側にエーゲ海が広がり、沖にはギリシャのロードス島が浮かんでいる。

紀元前1250年頃の古代エジプトの記録には、ヒッタイト帝国と同盟を結ぶ一員。

またトロイ戦争のおりには、トロイ方に加勢して奮戦した記録が残されている。

実は世界史にも登場する有名な歴史的な出来事に貢献している民族なのだ。

トルコ南東部の玄関口となる都市アンタルヤの南から始まるリュキアンウェイ。

約500kmに及ぶ地中海にせり出た沿岸に点在する小さな町々は、

リュキアの伝統や、ギリシャ、ヘレニズム、ローマ時代の歴史と遺跡に彩られ

どこもいにしえのロマンが染み込んでいる。

また地中海という土地柄、ビーチリゾートという顔も持ち

夏の時期はヨーロピアンのバカンス客でとても賑わう場所。

誰もが知る歴史的人物の保養地だったり故郷だったりと見どころが満載!

 Antalya アンタルヤ

トルコ南部の地中海に面したアンタルヤは、エメラルドグリーンの

穏やかな海が広がるヨーロッパでは人気のビーチリゾート地。

古代ローマの主要な港町で、カレイチと呼ばれる旧市街の正門には、

2000年前にローマ皇帝ハドリアヌスの訪問を称えて建てられたハドリアヌス門が

今も旅行者を迎えています。

ローマ帝国、ビザンチン帝国、セルジュク朝、オスマン帝国によって占領されてきた街は、

それぞれの時代の痕跡が見られるまるで歴史のミルフィーユ。

ブーゲンビリアが咲き誇る石畳の狭い路地の両側に立つ古い建物に

カフェや土産屋が軒を連ね、地中海沿いの街らしいオシャレな雰囲気を漂わせている。

カレイチ旧市街の前に広がるエメラルドグリーンにきらめくビーチ。

どんだけ綺麗なのよ。見ているだけでバカンス気分が盛り上がります。

アンタルヤ考古学博物館は絶対に訪れておきたい。まずレイアウトが素晴らしくドラマチック。

壁の色やライティングにもこだわっている。リュキアとその周辺で発掘された石棺など

数千点の歴史的宝物を生き生きと展示され、ヘレニズム、ローマ時代の彫刻群に圧巻。

じっくりと鑑賞して古代に思いを馳せて。

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