イサーン地方に残る美しい遺跡

タイ北東部に位置するイサーン地方は、タイのアンコールワットとも呼ばれています。ここには、アンコールワットより古くからある数多くのクメール様式の美しい建造物が点在していて、このピマーイ遺跡の外観はアンコールワットととてもよく似ています。ピマーイはその昔、アンコールワットまで続く道があったそうです。南の正面口から入ると、まず人間界と天上界を結ぶ橋が架けられています。橋の先頭にはシンハー(獅子)が2頭据え、欄干の先端に7つの頭を持つナーガ(蛇神)がついています。橋を渡り、中央祠堂へと続くパッセージをくぐると回廊には、古代クメール文字が刻まれ、祠堂の塔には、シウ゛ァやビシュヌ神などたくさんのヒンドゥーの神々が彫られていいます。そして中央祠堂にはアンコールトムを創設した王ジャヤバルマン7世の像が静かに座禅を組んでいます。訪れる人もそれほどなく、静かでとてもいい空気が流れています。
~食はタイにあり、美味しいパパイヤサラダはイサーンにあり~

日本のタイメシ屋さんでも定番のパパイヤサラダ(ソムタム)は東北部イサーン地方の郷土料理。アンコール様式の美しい寺院が残るピマーイ遺跡公園から2キロほど離れたところにベンガル菩提樹が密集しているサイ・ガーム公園の道路を挟んだ向かいにあるタイ式オープンカフェ(食堂ともいう)のソムタムは絶品中の絶品です!そんな、どこで食べても一緒でしょ。と思うかもしれないけど、ここのソムタムは辛さ、酸っぱさ、甘さが良く、さらにテーブルにある4種の神器の調味料で好みの味に調整して食べます。ピマーイへ行く予定の人はぜひ食べて下さい!
もち米と鶏の炙り焼きも絶品ですよ。

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