ランソネスフェスティバル in カミギン島

先日フィリピンのミンダナオ島へ取材に行ってたもので更新が遅れてしまいました。
ミンダナオ行く人もあまり聞かないですが、そこから船で1.5時間ほど行ったカミギン島なる島でお祭りがありました。
さて、どんな島なのか。調べると
①火山島で温泉がある②ランソネスという果物の産地③一応ビーチリゾートくらいでした。現地へ到着してみると、確かにその通り!賑わっているのは港くらいで島のほとんどが山。交通量も少なく古い教会が点々と立っている。ことん長閑で海がおだやかできれいな島です。そんな普段は静かな島が1年に一度、この島の特産物であるランソネスの収穫を祝うお祭り「ランソネスフェスティバル」の時期は、島民が一丸となって多いに盛り上がります。各高校や大学、バランガイ(村の自治体)で選ばれた8チームがストリートダンスで競い合うお祭りです。
8チームといっても一組80人ほどいて、それに大道具が入るので村は大混雑。みんな創意工夫したコスチュームでランソネスにまつわる物語をダンスで表現します。フィリピンはスペインに統治されていた時代が長かったせいなのかみんなラテンの血が騒ぎまくっています。80人の一糸乱れぬダンスは感動です。この日の為にどんだけ猛特訓してきたのか。そんなことを想像しながら見ているこっちも夢中になってしまいます。
さて、フェスティバルの主役であるランソネスとはどんな果物なのか。知っている人はかなりのフィリピン通です。見た目は茶色くて一見小さな丸いジャガイモまたはロンガンみたいでとっても地味。でも中身はライチとマンゴスチンを合わせたような、とっても甘美なフルーツ。人も果物も外見では判断できません。


そしてフェスティバルの模様。

 

 




 

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