最新ホテルといにしえホテル

旧市街の宿で200年前に想いを馳せる

世界遺産に登録されているホイアンの街中には、古いお屋敷を改装した雰囲気のあるホテルがあります。構造はどれも１階がロビーで2階が客室。室内に置かれた中国風の古い調度品、薄暗く湿った空気に趣を感じます。ベランダから街を見下ろすと、ノンをかぶり天秤棒をかついだ人が通りを行き交う姿が、200年前にタイムスリップしてしまったかのような錯覚を起こさせます。古いものを大切に受け継ぎ、今も息づいている、それがホイアンの魅力です。

ロビーで飲むお茶もまた趣があります。この手の宿は、客室数も少なく欧米人バックパッカーが好んで滞在するので、結構混んでいたりします。その他、街の周辺には、古い屋敷ではないけれど、1泊＄20程度で設備の整った客室、中庭が素敵な雰囲気のいいミニホテルもあります。

　ビーチ沿いの瀟酒なリゾート

ここ数年、ホイアンからダナンにかけてのビーチ沿いはリゾート開発が進み、只今ホテルの建設ラッシュ。それぞれのライフスタイルに合ったリゾートステイが楽しめます。中でも、最高級クラスのGHMホテル系列「ザ・ナムハイ」は、ベトナムで一番と云われる今までのベトナムにはないリュクスなオールヴィラタイプのリゾート。エントランスの階段を上がり、最初に目にするレセプションから見下ろす一直線のプール、その奥に広がる正面のビーチとのコラボに圧倒されます。

ビーチまで続くプールを挟んだ両側に100棟のヴィラが点在しています。室内は、ジャパニーズモダンをコンセプトに、中央の一段高いベッドスペースには畳みが敷かれ、何故かベッドの脇にバスタブがついています。大きな窓と中央に置かれたキングサイズの天蓋付ベッド、広く取られたプライベートガーデン。ここは確かに特別感を満たしてくれます。
３５ヘクタールというとにかく広い敷地だけあって、全てにゆとりがあり、プライベートをより重視している空間で造られています。池の畔で受けるスパも至福の時間。「ナムハイ」ステイを目的に訪れるセレブゲストも少なくないです。ここへ泊まるなら、全てに最高を揃えた「ナムハイ」でリュクスなバケーションを楽しむーそんな滞在をしないとつまらないリゾートです。
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