ハロン湾い異変!?

 

ベトナム北部、ベトナムきっての景勝地のハロン湾。
海から突き出た無数の島や奇岩が
幻想的で迫力のある景観を造り出しています。

ハノイから車で約3時間半の距離にあり
日帰りのクルーズでも十分楽しめますが
クルーズ船で
12泊するツアーでは
水平線に沈む夕日や、月光に照らし出される海
霧に霞んだ朝の風景・・
時刻や天候によって千変万化するハロン湾の表情は
一日中眺めていても見飽きることがありません。
そんな幻想的なハロン湾へと誘う
昔のジャンク船を再現した帆船に異変が・・

穏やかな水面に浮かぶ奇岩を縫うように
いくつものジャンク船がゆきかう。
そんな風光明媚な景色に憧れて
国内外から年間
200万人以上の観光客が訪れます。
映画『007
トゥモロー・ネバー・ダイ』の
クライマックス・シーンや、古くは
『インドシナ』の舞台となった場所でも有名です。

先日ベトナムを訪れたときのこと
ハロン湾へ向かう車の中で現地ガイドさんに
「実はクルーズ船全てが、これまでの茶色から
白色に塗り替えられて、それがとっても微妙な感じで
絵にならないんです・・」

 

ハロン湾の幻想的な風景に華を添える
木目調のシックなジャンク船を
突然の管理局の要請により全て白に塗り替える事を
定める決定が下されたとのこと。
白に塗り替えていない船は出航が許されない
というほどの厳重さ。
これまでの、帆を広げて水面を進む
シックなジャンク船の姿は
旅行客がイメージするインドシナの
エキゾチックな風景と重なっていました。
さて、船体が白色に変わることによって
どれだけイメージが変わるか・・

ジャンク船と対面すると
急な通達であったことから
船会社も慌てて白い塗装を行ったため
「とりあえず塗りましたけど」っていう残念な外観。
サービスはこれまで通り変わりありませんでしたが
趣は大切だなと、あらためて実感。

ところで、何故「白」だったのか。
ハロン湾は何を目指しているのか。
只今調査中です。

 

 

↑↑以前のクルーズ船。トップ写真とどちらが好み?

8 comments to “ハロン湾い異変!?”
  1. SECRET: 0
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    へぇ!!!-0-;びっくりです。
    やっぱり従来の方が、岩と一体化してるというか、趣がありますよねぇ。“馴れ”の問題でしょうか。
    白・・・どうして、白なのか。
    調査結果を楽しみにしております!^^

  2. SECRET: 0
    PASS:
    ・・・・です、いつかは。
    白と茶を見てパッと感じたのは
    茶の方は沈みそうなイメージが
    あるからではないでしょうか?
    昨年あたりに沈んだのはこの湾から
    出港した船・・・と記憶が定かではありません。。
    海がある桂林という感じですね。
    素敵なお仕事をされていて羨ましいです!(^O^)/

  3. SECRET: 0
    PASS:
    そうなんです。一昨年前に日本人のバックパッカーを乗せたクルーズ船が沈没して死者がでました・・
    クルーズ船はピンキリで、密航船風から豪華な帆船風までさまざまです。
    どれに乗るかは予算次第ですが、
    自分の身を守るためにも
    あまりに安すぎるツアーはおすすめしません。
    命あっての旅ですからね♪

  4. SECRET: 0
    PASS:
    今晩は、やはり従来の落ちついた色の方がいいですね。
    風景に良く合っているのに、つッ帰した岩が凄い風景ですね!!

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