辺境の地にひっそり佇むラグジュアリーリゾート

よくぞこんなところに建てたと
感心する秘境リゾートが世界にはいくつもあるが
「アマンギリ」はジャングルでもなく、山奥でもなく
無人島でもなければ辺境の国でもない
むしろ秘境とは無縁のアメリカに残る
未踏の地ともいえる不思議な空間に人知れず建つ。
世界でも有数のラグジュアリーホテル。

アメリカ西部の大自然を観光する
拠点の町となるアリゾナ州のペイジから
89号線を車でユタ州に向かって走ること30分
ホテルらしき建物は全く見えず、通り過ぎてしまったのか
道を間違えてしまったのか(道は1本なので
そんなことはないのだけれど)などと
不安にかられだす頃、
地味で小さな木製の看板が左手に見えてきました。
左折車線がなければうっかり通り過ぎてしまいそうなくらい
サインの機能を果たしていない看板。
道路からもホテルは全く見えない。
それくらいひっそりと奥地に佇んでいます。

無人の鉄製のゲートの横に設置されているインターホンで
到着したことを告げると、スピーカー越しに
「ようこそ」という返事とともに重厚なゲートが開きます。
車を進ませ、そこからもさらに目を凝らしてないと
見落としそうなサインを手がかりにホテルを目指します。
まるで目的地を目指すゲームのように
不安とわくわく感が入り交じりる。
途中いくつかの道を間違えながら
ようやくリゾートの建物が見えてきました。
エントランス前には、スタッフが揃って
到着を待ってくれていました。
エントランスホールには絵画と見間違えるほど
大きな窓から見える壮大な景色に驚かされます。

客室は独立型のオールスイートタイプ。
白い岩に囲まれた環境と調和するように
ナチュラルな色でまとめられています。
四角くむき出しのコンクリートの外観も
うまく環境に馴染んでいてモダンでありながら
どこか先住民族の洞窟住居をもイメージさせます。

バスルームからも掛け軸の絵画のように
切り取った風景が見えます。

食事は室内、プールサイドのテラス、アウトドアから選べます。
アメリカ国内の厳選された食材を使った
シェフのイマジネーションが詰まったグリル料理は
見た目も味も素晴らしいものばかり。

朝日を浴びた山を眺めながらの朝食も格別。
メニューはアラカルトから好きなものを選びます。
鹿児島黒豚のベーコンは絶対に外せません!

アマンギリのシンボルともいえる
せり出た天然の岩を中心にした
プールのフォルムはペイジ近郊にある
ホースシューベントにそっくり。
岩は1億8500万年前から存在するもので
アマン創設者であるエイドリアン・ゼッカー氏の
一目惚れでこの岩を中心に
リゾートが建てられました。
なぜこんな荒野のど真ん中に建てたのか・・
全てに理由があるのでした。


こちらがホースシューベンド。写真の角度が違いますが
アマンギリのプールと見比べてみると
よく似ているのがわかります。

スパ棟に一歩踏み入れると
静かに流れる水の音とセージを焚く香りに心癒されます。

先住民ナバホ族の伝統療法を取り入れた
オリジナルのトリートメントや
全身のこわばった筋肉を解きほぐすマッサージなど
毎日通い詰めたくなるメニューばかり。

セージはナバホ族の大切な薬でもあり
儀式の際に使用されてきました。アマンギリでも
パブリックスペースやスパでセージを焚いています。
そのせいもあるのか、いつもより気持ちが落ち着き
とてもリラックスします。
これもアマンマジックのひとつですね。

毎朝8時からスパ棟内のヨガパビリオンで行われる、
1時間ほどの無料のヨガレッスンもおすすめです。
本格的な指導なので、初心者から経験者まで
充実した時間を過ごせます。


アマンギリの敷地内にはたくさんの
トレッキングコースがあり午前と午後の2回に
専任ガイドと歩く無料のアクティビティがあります。
集まった人数が少なければ
個人の体力にあわせた場所へ案内してくれます。
今回はワイルドでフォトジェニックを場所をリクエスト。
スロットキャニオンと呼ばれるポイントに
連れて行ってもらいました。
雨水の浸食によって削り取られ
谷状になったところを歩きます。
白い岩が波打つ地形は確かに
フォトジェニックで美しくワイルドでした。

アマンギリの背後に聳える岩山の中腹あたりにある
「スタッドホースポイント」へ。
巨大エリンギのような岩が林立する不思議な景観。


てっぺんからはアマンギリ全体を見下ろします。


さらに遠くにはレイクパウエルやメサを見渡す
素晴らしい眺望が待っています。

10 comments to “辺境の地にひっそり佇むラグジュアリーリゾート”
  1. SECRET: 0
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    どこか別の惑星に泊まっているみたい・・・。-0-; 
    これはちょっと泊まってみたいですねー。
    しかし、そこに行ったら、食事などはすべてホテルの食事で、あれこれ出費は大変なことになりそうですね。-0-;冷汗

  2. SECRET: 0
    PASS:
    周囲30kmには何もないですw
    贅沢をするつもりでお金のことは
    帰ってから考える戦法が良いかと^^
    そでれも行く価値あるリゾートだと
    思います!

  3. SECRET: 0
    PASS:
    なんですか、このホテルは??w川・o・川w
    なんですか、このなんとも言えない空間は・・・
    このホテルに泊まるためだけに、訪れたいと思わせる場所ですね。
    いつもながら、ひろみさんの旅紀行は、
    本当に旅を夢見てしまう紹介が詰まっていて
    楽しみでしかたありません。
    私・・このホテル忘れる事が出来ない気がします。

  4. SECRET: 0
    PASS:
    嬉しいお言葉ありがとうございます(^ ^)
    まずはブログで空想旅行をして
    いつかの旅の候補地に
    していただけたら本望です
    滞在中は何度もここは地球なのかと
    疑いました(◎д◎ )

  5. SECRET: 0
    PASS:
    こんばんは
    凄い場所に建っているのですね。
    どうしてこんな所に、お客はくるのでしょうか?
    変なことばかり想像してしまいます。
    泊まることが目的で行くホテルなんでしょうか??

  6. SECRET: 0
    PASS:
    かとうちゃんさんの変な想像が
    気になって仕方ないですw
    ここは年間を通して予約を取るのが難しいほど
    人気のホテルです。
    アマンリゾートは世界中の辺境の地に
    建っている高級リゾートで
    アマンジャンキーと呼ばれる
    アマンリゾートが大好きなセレブたちが
    世界中のアマンを求めて旅行しています

  7. SECRET: 0
    PASS:
    窓からの景色も完璧ですね
    計算されているのか
    自然がそうさせるのか・・・
    死ぬまでに行きたい場所になりました!!!
    ところで~
    最近全然PCしていなくて
    なかなか話せないね((+_+))
    ごめんね~
    また時間できたら話そうね❤

  8. SECRET: 0
    PASS:
    ひろみさん、アマンギリにお泊りになったんですね~。羨ましいです。
    以前テレビで見て本当に驚きました。
    グーグルアースで必死に探したら、ペイジに近かったんですね。
    近いと言ってもアメリカの物差しでですが・・・。
    ホテルのプールとホースシューベンド、本当にそっくりで笑えます。
    このような物心両方とも贅沢な旅、一度はしてみたいものです。

  9. SECRET: 0
    PASS:
    ググった通り周りには何もありませんw
    ペイジまでは30kmくらいでギリギリ
    ユタ州です。こんな自然があったのかと
    本当にびっくりするようなところでした。
    バックパックと贅沢な旅
    どちらも味わってこそ気持ちも
    豊かになれますね

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