スペイン フードファイト紀行〜Mission#2 ビルバオでピンチョス巡礼〜

 

 

 

「食は北にあり」といわれるスペイン。
美食の宝庫といわれるバスクの玄関口となるビルバオは
食のみならず現代建築、アートと美に溢れています。
建築アート巡りとともにで欠かせないのがバル巡り。
石を投げればバルに当たるほど街中バルだらけ。
パルでの食べ物はもっぱら「ピンチョス」と呼ばれる
スライスしたバゲットの上に料理が盛られているもので
どれも一品1.5 ~3ユーロほど。
バゲットの上の食材はお店によってさまざま。
ビルバオのピンチョスはどの店もハイレベルで
気軽に安く楽しめるんです。
もちろんお酒を飲まない人だってバルでピンチョスを楽しめます。

 

 

 

ホテルに荷物を置きさっそく街に繰り出します。
ホテルの周辺を一巡すると
老舗風から今どきのバルまであります、あります。
シエスタ(昼休憩)を取るお店もそれほどなく
2時を過ぎてもけっこう開いています。
まずは外に人がたまっていたバル「Gaztandegi」へ。
ここはバラエティに富んだチーズのピンチョで知られています。
その他、アーティチョークの薫製など一風変わったピンチョも。
どれも美味しくてボリューミー。
でもここでお腹いっぱいになるわけにはまいりません!


Gaztandegi
Indautxu Kalea, 6, 48009 Bilbao

 

 

Gaztandegiのすぐ近くにある
白い壁と大きな黒板に書かれたメニュー
木製のテーブルが明るい雰囲気の「Brass」へ。
カフェ風のお洒落な店内は子供がいても全く違和感なし。
アルミの器に入った「エンパナーダ」スペインのお惣菜パン。
ピンチョスではないけれど
他のバルでは見かけないおすすめの一品です。
黒パンを使ったピンチョが見た目もお洒落。
味ももちろんブオニッシモ!

 

Brass
Licenciado Poza, 27, 48011 Bilbao
http://www.brass27.com/

 

ベビーカー片手に外でワインを飲んでいる姿も
ここでは日常の風景です。

 

 

街の中心部にある「El Globo」は
世界中のガイドブックに載っているようで
夜はものすごい人で溢れています。
山羊のチーズに、ドライトマト、
バジル、アンチョピを乗せたピンチョ
タコの天ぷら乗せピンチョが人気。
テラス席もあり、ピンチョス以外にも
グリル料理のディナーもいただけます。
夕方が比較的すいているので狙い目です。

 

El Globo
Calle de la Diputación, 8, 48008 Bilbao
http://www.barelglobo.com/

フュージョン系ピンチョスで知られる店。
白を基調にした内装も今っぽくてお洒落。
海苔やワカメを使った和ピンチョもあります。
ピンチョの風雲児とも呼ぶべき存在。
1品平均4~5ユーロと他店より割高ですが
どれも個性的なピンチョばかり。
個人的におすすめです。

Bitopue De Albia
Alameda Mazarredo nº6
48001 Bilbao
http://www.bitoque.net/web/

 

 

Bitopueのすぐそばにある「Café Ituna」
こちらは昔ながらのバルを貫いている感じがまた良いです。
ピンチョはいたって普通ですが、
店内で焼いているほど良い塩加減の串刺し肉が人気。
バゲットの上に串刺し肉を乗
せてくれます。
肉も良い味ですが肉汁を吸ったバゲットがおいしい!

Café Iruna
Calle Berástegui, 4, Jardines de Albia48001 Bilbao
http://www.grupoiruña.net/cafes/caf_iru.php

 

 

 

 

新市街から橋を渡り
旧市街のヌエバ広場の一画に立つ「Victor」へ。
時代を感じさせる老舗風のレストランではありますが
バーカウンターでピンチョスとお酒だけでも問題なし。
カウンターには大きめのパンにシーフードがどっさり乗った
ピンチョなどがずらっと並んでいます。

Victor Montes
Plaza Nueva, 8, 48005 Bilbao
http://www.victormontes.com/

 

 

 

同じ広場の一画に立つ「Cafe Bar Bilbao」は
ピンチョスが並ぶカウンターまでたどり着くのもやっとなほど
早い時間から外まで人が溢れています。
バスク伝統料理のタラをオリーブオイルで煮た
「バカラオ・ピルピル」を乗せたピンチョを発見!
バスクを訪ねたら一度は食べておきたいバカラオのピルピル。
良くも悪くも筆舌に尽くし難い味です。

 

Cafe Bar Bilbao
Plaza Nueva nº 6 Bilbao
http://www.bilbao-cafebar.com

 

 

 

 

旧市街のバルが軒を並べるサンタマリア通りで
ひときわ賑わっているバル「IRRINTZI」。
店内の壁には日本のマンガ風のイラストが描かれ
お店のキャラクターは日本の女子高生風。
とはいってもアニメオタクが足繁く通うわけでもなく
お洒落なお兄さんからおばあさんまでさまざま。
ピンチョスも和食のアレンジかと思いきや
ワンタンで挟んだピンチョや
焼きまんじゅう風のピンチョなど
中華をアレンジした個性的なピンチョが多く
しかもどれも美味しい!
メンブリオ(カリンのペースト)とマンチェゴチーズ
(羊のチーズ)を乗せたデザートピンチョもおすすめ。

IRRINTZI
c/Santa María,8 Bilbao
http://www.irrintzi.es/ING/

 

One comment to “スペイン フードファイト紀行〜Mission#2 ビルバオでピンチョス巡礼〜”
  1. SECRET: 0
    PASS:
    バルの梯子・・・夢であります。笑
    乳母車を引きつつワイングラス・・・そんな気さくさが実にいいですねー。^^
    タコのてんぷらなんてあるんですね!-0-;
    「良くも悪くも筆舌に尽くし難い味」が気になって仕方ありませんっ。苦笑

シャンティcoco へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)