死海でプカプカ浮遊体験

 

 

世界でもっとも低い土地に広がる死海は
どんな巨体でも水中で体が浮きます。
沈むことができない異次元体験は
大の大人だってはしゃいでしまうのです。

 

 

地中海沿いの街テルアビブから車で東へ約2時間30分。
ヨルダンとの国境に横たわる死海を目指します。
テルアビブと死海の中間付近に位置する
エルサレムは海抜800メートルに対して
死海は海抜マイナス420メートル。
ひたすら下り坂の高速道路を走っていると
緑が潤う景色から一気に荒涼の砂漠地帯へと
流れ込む風景が印象的。

海抜ゼロ地帯は駐車スペースがあり
屋台カフェではWi-Fiも使えちゃういます。

 

 

ラクダに乗ってお散歩も。
海抜ゼロ地帯を過ぎると青く煌めく死海が
遥か眼下に見えてきました。

 

 

「死海」と言いますが実際は湖。
そして白波に見えるのは全て塩。
ここは、もともと海底だったため塩分が多く
さらに死海に流れ込む温泉によって
様々なミネラル分や塩分が堆積されてゆきます。
砂漠地帯のため水分はどんどん蒸発してしまい
成分だけが濃くなり続けてゆくのです。
塩分濃度が恐ろしく濃いため
生物は生息できないことから
「死海」という名が付いたのだそうです。

 

こうして高まった塩分濃度は
海が3%に対して死海は30%。
1リットルの水になんと
300gもの塩分が溶け込んでいることに。
人は15%ほどで浮くそうなので
ここでは誰でもぷかぷか浮いちゃうわけです。
水中の成分が濃いせいか、水は
オイルまではいかないけどぬるっとした感触。

 

年中温暖な死海は、古代エジプトの時代から
保養地として有名。塩分とミネラル分たっぷりの
死海の成分を求めてクレオパトラも訪れていたとか。
リウマチや皮膚病等にもよいとされており
イタリアやドイツなどでは死海療養として
保険が適用されているほど。
ホテルのスパでも、死海のミネラルをたっぷりと使った
ラグジュアリーなマッド・トリートメントを体験できます。

 

 

 

海抜マイナス420mのここは
酸素濃度が高くオゾンが豊富。
脳や内蔵を休める高価も検証済み。
滞在するだけでリラックスできるというわけ。
死海沿いに並ぶリゾートホテルに付随する
死海を引いた温水プールに浮いて漂っているだけで
体がスベスベのツルツルに。
しかし、欲張って長居は逆効果。
湖岸にもプールサイドにも
「浸かるのは最大15分まで」と注意書きがありました。

 

 

3 comments to “死海でプカプカ浮遊体験”
  1. SECRET: 0
    PASS:
    「海抜マイナス420メートル」
    「死海療養に保険適用」
    初めてしりました。
    誰でも浮くので、
    泳げなくても大丈夫ですね。
    でも、体に塩をまぶして、
    陽に焼けるとどうなるんでしょう??

  2. SECRET: 0
    PASS:
    海抜下420メートルは、紫外線が届かないため日焼けしてもひりひりと痛くならないと言ってました。
    肌に傷があれば、そてはそうとう痛いですが笑

  3. SECRET: 0
    PASS:
    はじめまして、ひろみの地球にペタ|Ameba (アメーバ)さん。
    ブログ拝見しました☆また遊びに来ます!!

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