パンダ、パステルカラー、エッグタルト。コロアン巡礼

マカオ半島から車でほんの15分。
南端に位置する海沿いの町コロアンは
ギラギラネオンサインとは無縁の
素朴でのどかなエリア。
２頭の可愛いパンダに挨拶をして
海を眺めながらの絶品飲茶ランチの後は
クリームイエローのザビエル教会の周りに
カラフルな小さな家が寄り添うように並ぶ
路地をのんびり散策。
焼きたてのエッグタルトを頬張って
コロアンで過ごす小さな旅の提案です。

パンダありえないほどに、活発

以前はコロアン島と呼ばれていましたが
タイパ島との間を埋め立てて
１つの島になったため今は「コロアン」といいます。
マカオ半島から橋を渡りタイパ
高級ホテルが立ち並ぶ埋め立地て地
コタイエリアを抜けるとコロアン。
距離にして約１０キロ、１５分ほどで到着。
まずは石排湾郊野公園内パンダ館へ。
パンダ好きはもちろん
それほどでもない人にもここはおすすめ。
何故かというと
着ぐるみかと思うほどパンダがアクティブ。
しかも超すいているんです♪

館内総面積3000㎡。ロンドンにある
世界最大のマクドナルドと同面積となる
広～い施設内はエアコンがバッチリきいて
快適そのもの。通路の内側のガラス張りの施設に
メスの「心心（シンシン）」と
オスの「開開（カイカイ）」ペアのパンダがいます。

いました！カイカイはおねむのようで
動きが鈍かったのですが
シンシンは元気いっぱい。
上野動物園のパンダはいつでも寝ているのに。
この違いな何なのでしょうか。

見てくださいこの半笑いの顔をっ！
目線ばっちりもらってます。
やっぱり着ぐるみでしょうか？

モリモリひたすら食べ続けています。
ふぁーお腹いっぱい。

寝る。
面白すぎて３０分くらい見入ってしまいました。

入館料：１０パタカ
営業時間：９時３０分～１７時　休：月曜

シーサイドホテルで飲茶のランチ

アクティブなパンダを満喫した後は
海沿いに立つグランドコロアンリゾート内
「観海軒（クンホイヒーン）」へ。
マカオでも指折りの広東料理レストラン。
特に飲茶が絶品です。
ランチタイムは地元民やビジネスランチで
とても混み合っています。
丁寧に作られているのが伝わってくる
見た目の美しさ。味も格別。
コロアンでぜひ訪れたいレストランです。

パステルカラーを散策

自然光が注ぐ明るい教会内。
鮮やかな青色の祭壇が印象的です。
隣の資料室にはザビエルがたどった人生の航路が
地図に描かれています。
もちろん日本も入っています。

教会の周りは小さな路地がいく筋も通っていて
ちょっとした迷路のよう。
赤い壁の家に突き当たったり
ペパーミントグリーンの２階の窓から猫が顔をだしていたり
路地奥の店先で犬がごろんと寝転がっていたり
のんびりとした空気に包まれています。

エッグタルトの本家へ

コロアン村のロータリーに立つ
エッグタルトの本家「ロードスローズ・ベーカリー」
焼きたてのエッグタルトを求めて訪れる
たくさんの人でいつも賑わっています。
エッグタルトはもちろんですが
オレンジピールを練りこんだ
白いシフォン風は隠れた名品！
ここは販売のみですが
村に２軒あるロードスローズカフェでなら
ゆっくり落ち着いていただけます。
エッグタルトの他にも
フード、ドリンクメニューが豊富。
ティータイムにぴったりです。

マカオを訪れたらコロアンも行かなきゃもったいない！