ドイツ クラッシックカーで絶景ドライブ

 

ドイツと言えば、ベンツ、BMW、アウディ、ポルシェ・・
世界的に有名なメーカーが肩を並べています。
そんなドイツのヴィンテージカーに乗って
絶景ドライブを楽しめるというので

さっそく体験してきました。

ミュンヘンから高速道路を南へ1時間ほど走った
アメラングという
小さな街にある
自動車博物館「EFA MUSEUM」。

自動車の元祖から現代に至るまで
さまざまな車が展示してあり

車の歴史を遡ってたどることができます。

6000㎡に及ぶガラス張りの建物内
(東京・科学技術館の展示面積と同等)
には
1868年~現代に至るまでのクラッシックカーから
スポーツカー、
これも車なの?というものまで
250台に及ぶ車を展示しています。

どれもピカピカに磨かれていて素晴らしいの一言。
車に特別興味がない人でも、楽しく見学できそうです。

1928 ~1930年に製造されたベンツSシリーズの
初期モデルのエンジンを
強化したのがこちらのSS。
30年以上生産された傑作なのだそうです。

こちらはドイツのヴァンケル博士が発明した
1964年に世界初のロータリーエンジンを搭載した
NSU・ヴァンケルスパイダー。

1964年といえば東京オリンピックが開催された年。
ちなみに日本に一台あるそうです。
よくわかってませんが、すごいんですね。

ディスプレーのように海沿いをドライブしたい車です。

現在アウディのエンブレムとなっている4つの輪。
かつてあったオートユニオンと
いう
車メーカー4社の連合体を象徴する

「フォーシルバーリングス」を受け継いでいます。
左からアウディ、DKW、ホルヒ、ヴァンダラー。
最高級車をホルヒ、
先進的な中型車をアウディ
小型車をヴァンダラー
大衆車をDKWが担っていたそうです。

ポルシェのコーナーにはフェルナンド・ポルシェ氏の
銅像と
車の年表も展示されています。1930年代に
ポルシェ設計の
オートユニオン・レーシングカーが
成功をおさめ
それによりオートユニオンの名も
一躍有名になりました。

車のお勉強をしたら、お楽しみのドライブです。
ベンツ、BMW、ポルシェなど10台ほどの
ヴィンテージカーから
好きな車を選びます。
二人ずつペアになって4台でお出かけ。

ポルシェのオープンカーに乗り込みさっそく出発です。
とはいえ、パワステもないマニュアル車で
知らぬ道を走るなんて無謀すぎる。

今回はおとなしく助手席で景色を楽しむことにします。

南ドイツは遠くにアルプスを眺め
大小いくつもの湖が点在する風光明媚な地域。

晴れた日のドライブは本当に最高です。
いくつもの小さな村をすり抜け

牛や羊の群れを横目に緑の中を走り抜けます。

途中で車を取り替えっこ。
次は1930年代のBMWに乗り込み

20キロ先のキームゼー湖を目指します。
しかし4台も連ねているとさすがに目立ちます。
通りすがりの人に笑顔で手を振られたり、
休憩中に一緒に写真をとったりと
3時間ほどのドライブは
普段の旅にはない特別な体験となりました。


EFA MUSEUM
ヴィンテージカーレンタル
最初の1時間240ユーロ、以降一時間150ユーロ
その他、半日レンタルしてザルツブルグへ行くドライブツアーなどもある。
 EFA MUSEUM

取材協力:ドイツ観光局


 

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