イストラ半島でトリュフに溺れる

イストラ半島で育まれる多くの食材の中でも
特に魅力を放っているのがトリュフ。
さらにここは世界でも数少ない白トリュフの産地。
9~12月の収穫期は「生の白トリュフを
浴びるように食べられる」というのです。
 
 
トリュフが採れるモトブンの森に寄り添う小さな村
「リヴァデ」へやってきました。
数件のレストランと教会があるだけの
質素な村の中心に立つトリュフの石像。
よーく見ないと何なのかわかりません。
 
 
この村を一躍有名にしたのがズィガンテ一家。
1999年に1.3キロの巨大な白トリュフを発見して
トリュフ界を震撼させました。
その後トリュフをいただけるレストランや
数々のトリュフ商品を開発し
近年世界のグルマンたちがここを訪れています。
 
 
ギネスブックにも認定された1.3キロの白トリュフの

レプリカがレストランに飾ってあります。

 

 

収穫期の9月~12月は全ての料理に
フレッシュな白トリュフをその場でスライスして
豪快にのせてくれます。特にパスタは
トリュフの香りが湯気にのってテーブルに広がります。
 
 
9月~11月にかけて毎週末開催されている

「ズィガンテ・トリュフ・デイズ」では

トリュフ販売の他にハム、チーズ、ワイン、オリーブなどの

イストラ産の食材の即売&テイスティング

トリュフハンティングのデモンストレーションなど

楽しみが満載。

 
ショーケースには黒トリュフ、白トリュフが

宝石のように陳列しています。

値段もけっこう手頃なもの多いですが

白トリュフの香りは採れてから正味3日ほど

だそうなので日本に持ち帰るのは難しい。

お土産には瓶詰めのペーストなどがおすすめです。

 
クラッシックカークラブがイストラ半島を駆け巡るパレードも。

 

                                  

サラエボでレストランを経営するシェフによる

料理のデモンストレーション。

鮮やかな手つきで美しい前菜ができました。

試食させてもらうと、白トリュフの濃厚な香りと

繊細な食材のバランスの調和がとれた優れた逸品。

いつかシェフのレストランを訪れてみたくなりました。

 

 

トレインカーに乗ってトリュフの森へ行くツアーも開催。

森ではトリュフハンターと愛犬による

トリュフ狩りのデモンストレーションを見学します。

 

 

あらかじめ埋めてある白トリュフを

犬が地面の匂いを嗅ぎながら探します。

足で土を掘り出したらハンターにバトンタッチされ

トリュフを掘り当てる。

今日のトリュフ狩りは犬と人間の信頼関係なしでは

成り立たないそうです。

 

リヴァデのトリュフデイズは黒トリュフのせパスタか

スクランブルエッグの料理一品と

マルヴァジアの白ワイン1杯、トリュフをはじめとする

ローカルプロダクツのテイスティングパッケージが約2000円。

トリュフハンティングデモンストレーションは

約500円で楽しめちゃいます!

食べて飲んで楽しんで

秋のイストラ半島はお得がいっぱいです。

 

 

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