今、注目が注がれているベトナムのドンホイってどんなところ? Author hiromi Date 2016-07-24 Comments: 2 Comments ホーチミン、ハノイに続き、メキメキと人気急上昇中の中部の都市ダナン。世界遺産のホイアン、フエも日帰り圏内にありビーチリゾートに滞在しながら歴史と文化にも触れられる旅のスタイルが人気の理由といえます。だけど、中部はそれだけじゃなかった! フエからさらに海岸沿いを北上したところにある街ドンホイは、今冒険好きな欧米人が集まる新しいディスティネーションとなっています。彼らの目的は世界遺産に登録されている国立公園にある洞窟探検。ここには世界でも有数の素晴らしい地底があります。そのベースとなるのが海辺の街ドンホイ。近年外国人観光客が急増中ということもあり目下開発中。快適なホテルやレストランが続々とオープンしています。冒険気分を楽しみつつもリゾート気分も満喫できるさらに新しい旅のかたちを紹介します! その前に!フエからドンホイへは国道1号線を車で北上すること約4時間。その途中でベトナム戦争時に北と南に分かれてしまった軍事境界線「北緯17度線」を通過します。ここは、ベトナムの歴史上でも重要な場所のひとつ。東西に流れるベンハイ川を境に国が分裂してしまったためそこに架かっていたヒエンルオン橋は22年もの間渡ることのできない橋でした。南と北で離ればなれになった家族も多くいました。今は橋を含めて周辺は記念公園となっていて当時から架かっている橋を誰でも自由に渡ることができます。 公園内にある博物館では、戦争当時の写真や武器周辺の村人たちの生活の様子を展示しています。さらに戦争について知りたいならここから20分ほど海方面に走ったところにある村人が爆撃を避けるために7年掘り続けて作った3層仕立ての地下の村「ビンモックトンネル」へ。地下は今も残されていて実際に歩けます。苦しい時代の中でも、人間らしい生活をするための努力が今も伝わってきます。 北緯17度線をさらに北上すること1時間余ドンホイに到着。日本人には聞きなれない街ですがクアンビン省の省都で大きな街。近年はビーチリゾート開発が進み外国人観光客も多く見られます。だけど、とにかくのどかで昼も夜も静かな街。クラクションがうるさい大都市からくると静かで耳が癒されます笑 ドンホイもまたベトナム戦争の激戦地でした。破壊されたタムトア教会の鐘楼。青空の下で何かを伝えようとしています。 革命のヒロイズムの象徴として国民に知られているメ・スオット母さんの記念碑。ホーチミンさんにも賞賛された人物。米軍が砲撃する間も舟漕いで川を渡り北ベト軍兵士や弾薬を運び続けたそうです。 水揚げされたばかりの魚の他にも、野菜や肉雑貨などなど何でも売っているドンホイ市場。 場外の路地に並ぶ日用品屋を覗くといろいろ掘り出し物が見つかりそうです。質の良い編みカゴなどもあります。他の都市よりもまだまだ物価が安いのも魅力。 川沿いの風が気持ち良い「ツリーハンガー・カフェ」は洗練された美味しい食事がいただけるとあって欧米人に人気です。 ベトナム料理の他にもバーガー類などもありどちらもおすすめ。店内では、センスの良いベトナム雑貨も販売。お土産にもぴったりです。 ビーチ沿いに建つ「サンスパ・リゾート」は広大な敷地に234部屋の客室と50棟のヴィラ、スパ専用棟があります。特筆すべきはスパ。2時間コースでも4000円ほどで受けられ設備も整っているので毎日通いたくなります。物価安の恩恵はここでも享受できます!街には格安の宿もたくさんありますが快適なリゾートライフを安価で楽しめるサンスパリゾートもおすすめです。ホンニャケバンの洞窟を歩いて疲れた体をスパで癒してもらえますよ 取材協力:ベトナム航空 共有:クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます) 関連
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「村人が爆撃を避けるために7年掘り続けて作った
3層仕立ての地下の村「ビンモックトンネル」
終戦後に聞いたことはありますが、
訪ねてみたいですね。
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>こんにちは。今は負の遺産的なかたちで保存され見学できるようになっています。ホーチミンルートも一部整備されトレッキングコースみたいになっているんですよ。