馬に乗って古代ハワイへ

ハワイ島北部の断崖絶壁に囲まれた谷に位置するワイピオ渓谷は、かつてハワイ王朝の首都として栄え王族が暮らした特別な場所。ハワイ諸島を統一した初代カメハメハ大王が幼少期を過ごした場所でもあります。緑豊かな渓谷には現在は100人余りが住み、ハワイの伝統的なタロイモや果物を生産しています。そんな自然豊かで歴史ある土地を馬で巡るツアーがあります。

 

ワイピオとはハワイ語で「曲がりくねる水」という意味。その名の通り水が豊かな谷はタロイモの水田が広がっています。ここは黄泉の国の入り口につながる場所と言われ、多くのマナが宿る場所として伝えられています。カメハメハ大王も対立する一族から逃れるため、幼少期をワイピオで過ごしたと言われています。

 

ワイピオ展望台の直ぐ近くにあるW.O.H牧場でツアーの受付を済ませて専用車で展望台横の急峻な坂を下りて谷に向かいます。

 

厩舎に到着するとすでに馬たちが出発の準備を整えて待っていました。

 

美人で気立ての良い猫もツアー客を迎えてくれます。

手綱さばきを教わったらさっそく出発。谷に流れる小川を超えてあぜ道を進みます。

緑濃い谷に鮮やかな花々が満開。ピンク色をしたオヒアレフアのような花。名前はただいま調査中。ご存知のかたお便りお待ちしてます。

水を張ったポイ(タロイモ)畑。田園に青空が写り込んできれいだな。山肌にはいくつもの滝が流れ、柔らかい風が谷を通り抜けていく。まるで桃源郷にいるようです。
気さくでワイルドなスタッフが先頭とシンガリについて安全をサポートしているので、乗馬初体験でも安心して楽しめます。
ワイピオ渓谷を満喫した後は、最寄りの町ホノカアをホロホロ(お散歩)。映画「ホノカアボーイ」の舞台でメインストリート100mほどの両側にアンティークショップや雑貨店、レストランが軒を並べています。映画を観てから訪れると主人公が働いていた映画館などの風景に映画と現実が錯綜しそう。
ホノカアの町外れにある、できたてホカホカのマラサダが美味しいTex Drive-In。ボリューミーなローカルフードも人気。
10cm四方ほどある小さなクッションのようなマラサダ。アツアツでふわふわのマラサダちゃん。ペロですが1個でかなりお腹が膨れます。毎日ローカルフードを食べていたら2階級は軽く上がりますわ。

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