いつか暮らしてみたい町

南東アラスカのシトカの町は
歩いて１０分で一巡りできるほどのこじんまりとした町
ここは星野道夫が「いつか暮らしてみたい町」だと
本に書いてありました。私もその言葉に惹かれた一人
短い滞在でしたが私もシトカの魅力に惹かれました。

町の中心になるサン・ミッシェル・カテドラル
屋根のクロスがかつてロシア領土時代だったことを語っています。
司教さんにいくつか教会について訪ねました。
「えっとこのロシアンチャーチについてですが・・」
「ちっがーう。ヴァイザンチン（ビザンチン）なのだ～
我々はロシアンとは呼ばないのだ～」
とここから「ヴァイザンチン」について延々と聞かされ
取材にならず。でも小さな町ならではの
気の良い面白い司教さんでした。

メインロードには数件のお土産屋さんとカフェ
そのくらいです。お土産屋さんを覗くと
マトリョーシカなどロシアっぽいものが
たくさんあります。

見てるとついつい欲しくなる私の悪いクセです

で買ってしまったもの。
ピンブローチ？はカバンにつけてます。
けっこう評判良いのだ＾＾

私の旅の楽しみのひとつでもある本屋さん
町唯一の本屋＜OLD HARBOR BOOKS＞
店内にひしめくほんの数たるや
本好きオーナーの本屋さんですね
すごく居心地がいいです。

星野道夫の写真集が平積みされていました。
余談になりますが
星野道夫の本に登場する
クリンギット族の語り部「ボブ・サム」を
この本屋で見かけました。
思わず彼に「ボブサムでしょ！」と声をかけると
数秒間をあけて「イヤァ（ああ）」と返ってきました。
本の通りの人柄でした。ただ彼の本を読んでボブを
崇高されている人たちへ。
Coyoteなどでボブを神のような存在に仕立てていますが
彼はそういう人ではない。
そういった扱いは彼のためにも良くない

たいくつそうなシェパード君

「High Liner Cafe」はコーヒーと
マフィンやボリューミーなサンドイッチがとっても美味しい。

スイッチにサーモンのイラストが

こちらは「Back Door Cafe」
名前の通り裏口が入り口でした　笑
ポップでピースなカフェです。
対照的な２つのカフェですがどちらも好き
ポピーシード・レモンケーキが美味しかったです♪
日本にもポピーシード＆レモンのブーム来るかも！

クルーズ船の寄港地でもあるこの町
ほとんどの旅行客はクルーズで寄港している間の
数時間もしくは一昼夜のみ。
こんな美しい景色のある場所に
ちょこっと寄るだけなんてもったいない
次回はシトカにプラピ御用達のレストランが！