日本からの漂流物

 

今朝のニュースでカナダのブリティッシュコロンビア州
シャーロットに諸島に昨年の東日本大震災での
大津波で流されたと見られる宮城ナンバーのバイクが格納された
コンテナが漂着したとありました。

アラスカにも日本語で名前の書いてあるサッカーボールや
バレボールなどが漂着しているそうです。

星野道夫著「旅をする木」のなかで
江戸時代末期に仙台で荒天のため足止めをされていた
物資運搬船「長者丸」は赤風(春先の強い季節風)によって
船が沖へ流されて帆を支えていたロープが切れて
操舵不能となった長者丸は外洋へと運ばれ
4が月の漂流の末にアラスカのシトカに漂着したそうです。

シトカという場所は今回の震災で漂着した
クイーンシャーロット諸島にほど近いところ。

今回のニュースであらためて太古の昔から
海流は同じ経路でぐるぐると回っているんだな。
日本の東沖から北上しながら黒潮になって
南アラスカを沿い、ブリティッシュコロンビアへ
南下した後ハワイへ向かい
さらに赤道へ南下した流れは
グアムや台湾へと進み
やがて北上しながら再び日本の東沖を通る

ブログタイトルからしたら
少々不謹慎かもしれませんが

地球はなんてドラマチックなのだろう。

8 comments to “日本からの漂流物”
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    漂流物のニュースを見ましたが…
    ビックリしました。。
    まさに海流がそちらへ向いているのですね(ノ゚ο゚)ノ

  2. SECRET: 0
    PASS:
    すごいですねぇ
    しかも、そのハーレーをアメリカのハーレーダビットソン社で無償で修理してくれるという、さすが!!
    ハーレー!!:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

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